※この記事には、MCU映画『エターナルズ』のネタバレが含まれます。
MCUフェーズ4で初登場となったエターナルズ
ついに世界各国で劇場公開され、大ヒットを記録しているMCU映画の『エターナルズ』。新しいフェーズに入ったことを感じさせる完成度となっており、MCU初のオスカー監督作品となった。
クロエ・ジャオ監督は本作の制作にあたり、日本のマンガや映画『レヴェナント:蘇えりし者』といったジャンルの違う作品からインスピレーションを得たことを明かしているが、一方で本作はもちろんMCUのなかにある作品であるため、過去の作品で起こったことも踏まえている。
そのことから、サノスから世界を救うために戦ったアベンジャーズをなぜ助けなかったのかという意見を持つファンは少なくはない。しかしその前に、まずはこんな疑問も浮かんでくる。
なぜエターナルズは、サノスの指パッチンで消えなかった?
エターナルズが消えなかった理由
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、サノスがインフィニティ・ガントレットで指パッチン(ザ・デシメーション)をしたことで、全宇宙の生命が半分に。では、エターナルズのメンバーもこれによって消えていたとしてもおかしくないのではないかという思いは当然といえる。エターナルズは、ただラッキーだったということなのだろうか?
しかしジャオ監督は、米Cinema Blend のインタビューで、エターナルズに関する“あの事実”を指摘した。
「大きな声では言えないけど、でももしセレスティアルズがエターナルズに話したことを考えれば。セレスティアルズがエターナルズに、エターナルズについて話したことを考えれば、事実としてみんなは消されることはできない」
セレスティアルズが明かしたエターナルズに関する事実。それは、エターナルズはセレスティアルズによって作られた進化しないロボットだということだろう。つまりエターナルズは生命ではないとも言え、サノスの目的の対象にはならなかったと言えるというのが、監督の考えのよう。
この事実は、『エターナルズ』で命を落としたキャラクターが今後復活する可能性も引き出す。すでにファンやキャストの間では、あのキャラクターの復活を期待する声もあがっており、今後の展開に注目。
(フロントロウ編集部)