海外で注目のワークアウトツール「HERO BOARD」
フィットネス先進国と呼ばれる欧米諸国では、新しいワークアウトツールが次々と登場。最近では、AI機能やゲーム機能などハイテクな機能を搭載したツールから、ファッションアイテムとしても使える「Balaバングル」などのデザイン性の高いツール、そしてウエイトとフラフープを組み合わせた「スマートフラフープ」やバランスボールとバランスボードを組み合わせた「BOSUボール」など、定番アイテムをアレンジしたものまで多種多様なツールが誕生している。
そんななか新たに海外で注目を集めているのが、「ヒーロー・ボード(HERO BOARD)」というツール。
「ヒーロー・ボード」は、両手で抱えられるほどのコンパクトなボードに4つのタイヤがついたツールで、一見ハンドル部分のない台車のような形。軽くてサイズも小さめなので持ち運びが簡単で、ジムや自宅などの屋内のほか、屋外でも使用可能。使い方は何通りもあり、足や手だけを乗せて滑らせたり、体重をかけたりとさまざまな使い方ができる。
そんな「ヒーロー・ボード」は、ここ最近海外の多くのジムで導入。そのひとつが、ヘイリー・ビーバーやカイア・ガーバー、カーリー・クロスなど多くのトップモデルが足しげく通う有名フィットネスジム「ドッグパウンド」。同ジムでは、多くのクライアントのパーソナルトレーニングで「ヒーロー・ボード」が使用されている。
いろんな動きに使えて筋肉に効く
「ヒーロー・ボード」の最大の特徴は、あらゆる動きに応用して使えること。滑らせて使うツールは、これまでもスライドディスクや腹筋ローラーなどがあったため珍しくないように思えるけれど、「ヒーロー・ボード」は取り入れられる動きの数が桁違い。手や足はもちろんのこと、背中やお腹をのせるなど色んな使い方ができる。
ちなみに「ヒーロー・ボード」を使ったオススメのメニューは、公式サイトやインスタグラム、TikTokなどで随時更新されるため、飽きずに色んなワークアウトが取り入れられる。
また、簡単な動きでもしっかりと筋肉や体幹にアプローチできるのも「ヒーロー・ボード」の魅力。そのカギを握るのが、4つのタイヤがついているがゆえのコントロールの難しさ。「ヒーロー・ボード」は、ほんの少し動かしただけでも想像以上に大きく動くことがあり、それを避けるためには常に筋肉や体幹に負荷をかけていなければいけない。そのため、ちょっとした動きでもこれを取り入れることで筋トレ効果が一気にアップし、翌日にはいろんなパーツが筋肉痛になるほど、しっかりと筋肉に効かせることができる。
海外で注目のワークアウトツール「ヒーロー・ボード(HERO BOARD)」の価格は、179ドル(約2万円)。送料がかなりかかってしまうものの、公式サイトを使えば日本からでも購入できる。(フロントロウ編集部)