ディズニーランドに“怖すぎる”という理由で永久に閉鎖されたアトラクションがあるって本当!?(フロントロウ編集部)

ディズニーランドらしからぬ内容で物議→たった8年で閉鎖

 “夢の国”として世界中の人たちから愛されるディズニーランドは、子供から大人まで楽しめるファミリー向けのリゾート施設として知られるが、あるアトラクションがきっかけでそれが覆ることに…。

 そのアトラクションとは、かつてウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのマジック・キングダムにあった「エイリアンとの遭遇(ExtraTERRORestrial Alien Encounter)」。

 「エイリアンとの遭遇」は、その名の通りエイリアンとの遭遇体験が味わえるスリリングなアトラクションで、一部のコアなファンからは支持されていた。しかし、ディズニーの可愛いキャラクターたちが一切登場しないシリアスな内容に加え、真っ暗闇の中、室内を動きまわるエイリアンの吐息や“不穏な音”を聞きながら、「襲われるかもしれない」という恐怖に耐えなければならない“非・夢の国”すぎる体験がゲストの心に刺さらず、営業期間わずか8年でその生涯に幕を閉じた。

 米Inside The Magicによると、ディズニーランドらしからぬ内容で賛否両論が絶えなかった「エイリアンとの遭遇」は、プレオープンのときから「暴力的」「怖すぎる」といったクレームが多かったそうで、ショーの最中に登場人物たちの台詞が聞き取れないほどの大声で叫ぶ人が相次ぎ、イマジニアが音声の一部を調整することを強いられたというエピソードもある。また、ディズニーのテーマパークやアトラクションの企画開発を担うイマジニアたちのあいだでも、パークに“R指定”レベルのアトラクションを導入することをめぐって意見が真っ二つに割れていたという。

 ちなみに、以前、フロントロウでお伝えしたが、「エイリアンとの遭遇」と同じくマジック・キングダムで2012年5月まで営業していた「白雪姫の恐ろしい冒険(Snow White’s Scary Adventures)」と、日本の東京ディズニーランドに1986年から2006年まで存在していた「シンデレラ城のミステリーツアー」も、海外ファンのあいだでは“怖すぎて廃止された”と言われている。(フロントロウ編集部)

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