クリス・ヘムズワースがソーを演じ続けることへの不安を明かす
2011年に公開された映画『マイティ・ソー』で主人公のソー役に抜擢されて以来、10年にわたってソーを演じ続けてきたクリス・ヘムズワース。2022年7月8日には、『マイティ・ソー』シリーズの4作目となる新作『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(Thor: Love & Thunder)』の全米公開が予定されている。
MCU初登場となった『マイティ・ソー』以降、『アベンジャーズ』、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』などのMCU作品に出演してきたクリス。今後もMCUの中心人物としての役割を担っていくことが期待されている彼だが、多くの作品に出演してきたが故の不安を抱えているという。
先日、クリスはオーストラリアの朝の番組『Today(原題)』に出演した際、新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の公開が控えているトム・ホランドがさらに『スパイダーマン』三部作で主演を務めることが発表されたことに関連して、今後もさらに多くの作品でソーを演じる予定はあるのかと訊かれると、次のように回答した。
「彼は『スパイダーマン』を何作品やった? 僕よりは少し少ないと思う。彼は3作品やったと思うけど、僕は6作品か7作品でソーを演じてきた。だから、もしかしたら(今後も演じるかもしれない)という感じだね。呼ばれる限り僕は現れるけど、僕への情熱が失われてしまうんじゃないかって思うよ」
『Today』の司会者たちからは「飽きられることはないよ」とリアクションされるも、それは自身がオーストラリア出身だからだとして、「オーストラリア人からのサポートに過ぎない」とクリス。「国際的には、『彼を退けて、他の人を採用して』っていうことになるかもしれないよ」と続けて語り、自身がソーを演じ続けることで世界的に飽きられてしまうことを心配している気持ちを打ち明けた。(フロントロウ編集部)