オリヴィア&サブリナとの三角交際説に振り回されてきたとジョシュア・バセット
来年の第64回グラミー賞で主要4部門すべてにノミネートされるなど、2021年に最もブレイクした新人アーティストとなったオリヴィア・ロドリゴ。シンガーソングライターとしてのオリヴィアのサクセスストーリーの始まりは、今年1月にリリースしたファーストシングル「drivers license」だった。
オリヴィアが失恋について綴った「drivers license」は、誰もが共感できる歌詞や楽曲そのもののクオリティの高さはもちろんのこと、この楽曲の背景をめぐるゴシップも大きな話題に。オリヴィアは、本人たちは認めていないもののDisney+ (ディズニープラス)のドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』で共演中のジョシュア・バセットと交際し、別れたとされていて、「drivers license」はジョシュアとの関係について歌ったと見られている。
そして、中でも特に注目を集めた歌詞が、この曲に登場する“年上のブロンド女性”というフレーズ。ジョシュアはオリヴィアとの破局が報じられた後で、サブリナ・カーペンターと急接近したのではないかとする噂も浮上しており、この“年上のブロンド女性”は、サブリナのことなのではと話題になった。
これまで、3人全員が“三角関係説”を否定してきているが、米GQとのインタビューで一連の噂をめぐる報道を「メディアの嵐」となぞらえたジョシュアによれば、このことがきっかけでオリヴィアとの友情にも亀裂が入ってしまったという。ジョシュアはオリヴィアについて、「『drivers license』がリリースされて以降、話しかけてこなくなった」と先日、米GQとのインタビューで明かした。
ジョシュア・バセットが「Crisis」で“危機”を歌う
そんなジョシュアは、12月3日に「Crisis」と「Secret」、「Set Me Free」の3曲のシングルを一挙にリリース。ジョシュアによれば、オリヴィアやサブリナとの三角関係が大きな話題になったことで、レーベルからはこの話題に“便乗”するように言われたそうで、「Crisis」はレーベルによる「この1年のクレイジーなPR」について歌った曲だと米GQに語っている。
「レーベルからはこの危機(crisis)を無駄にするなと言われた/僕はギターを手に持ってその真っ只中にいる/正直に言うと僕はこれを書きたくないんだ」とジョシュアは「Crisis」の冒頭で歌う。
「ママが電話をくれた/僕に殺害の脅迫が来ていることを聞いたから」と、三角関係の噂を発端に人々から受け取ることとなった脅迫にも触れているこの曲で、ジョシュアはオリヴィアの「drivers license」への返答とも言えるフレーズも歌っており、「Crisis」には「僕が君を愛していなかったかのように振る舞うのはやめてくれ/僕は傷ついていないなんて考えないで」という歌詞が登場する。
「drivers license」をきっかけに三角関係の噂が浮上し、深く悩まされることになったにもかかわらず、口を聞いてくれなくなったというオリヴィアに問いかけるように、「僕にここまでの経験をさせた後で、僕は大丈夫かなって考えたことはある?」とジョシュアは続けて歌っている。
「Crisis」のミュージックビデオはこちら。
ちなみに、ジョシュアは三角関係が噂になった後で、今年6月に米GQとのインタビューでLGBTQ+コミュニティの一員であることをカミングアウト。同じインタビューのなかで、三角関係の噂については「デタラメ」だとして、「ありのままの彼女たちにフォーカスすることはできないのかな? 男の子との交際についてではなく、2人が作っているものや、その素晴らしさについて話そうよ」と語っていた。
また、ジョシュアとサブリナの友情は現在も継続中と見られており、10月にハリー・スタイルズのライブを一緒に鑑賞していたところが目撃された。(フロントロウ編集部)