人々のために店を開けるファストフード店の店員
大雪のなかでもマクドナルドが開店していたように、ファーストフードの店員の勇姿が話題になったことは過去にも。
2021年2月には、アメリカのテキサス州を寒波が襲い、大規模停電も発生。水道管の破裂により水の安全性が問題となり、火を焚いて暖を取ろうとして一酸化炭素中毒になったり、火事が発生したりして命を落とした人や、凍死した人もいた。
そんななかで、大手ピザチェーン店のドミノ・ピザは開店し、提供できる食事が4時間ですべてなくなったという。閉店後に1人の従業員が、疲れ切った様子の同僚たちの写真をフェイスブックに投稿。
「自分たち用の食料もなかった。オーダーに対応するために諦めたから。ここへ来るために、自分たちの安全も諦めた。ここにいるために自分たちの時間も諦めた。みんなに食事を提供するためにリスクを負った。しなければいけないからという理由だけではなくて、人々を助けたくて、そして気にかけているから一生懸命に働いたということを分かってほしい」とコメント。
この従業員たちに特別な報酬を呼びかける声など、多くの称賛があがった。また非常時には、レストランなどが店員のために営業しない判断をしても、サポートしたい。
(フロントロウ編集部)
この記事は2022年1月6日に投稿された記事を再編集して再投稿したものです