ラッパーのカーディ・Bが、ネット上の“ネガティブキャンペーン”によって自暴自棄になるなど、精神的に計り知れないダメージを受けたことを法廷で明らかに。(フロントロウ編集部)

カーディ・Bがネガキャン被害を告白

 ユーチューバーのラターシャ・ケベを名誉毀損で訴えた人気ラッパーのカーディ・Bが、ケベが自身の評判を傷つけるために行なった悪意あるキャンペーンによって自暴自棄になるなど、精神的に計り知れないダメージを受けたことを法廷で明かした。

 ケベは数年前、カーディは「金でセックスを売る女」、「性病のヘルペスに感染している」、
「ストリッパー時代にビール瓶とヤッた」、「(妊娠中に)赤ん坊に有害な薬物を摂取している
」など、カーディに関する誤った情報を含む悪質な内容の動画をネット上に複数公開し、のちに“根も葉も無いデマを拡散した”としてカーディから訴えられた。

画像: カーディ・Bがネガキャン被害を告白

 現地時間1月13日、法廷の証言台に立ったカーディは、ありもしないウワサが広まってしまったことに「無力感」を抱くと同時に、不安やうつ、体重減少、偏頭痛といったさまざまな不調をきたしたことを告白。米Billboardによると、カーディは当時を振り返って「強い自殺願望を持ちました」とも証言していたそうで、さらに続けて「敗北感と落ち込みが激しく、夫と一緒に寝ることもままなりませんでした」と語った。

 カーディによると、なかでも精神的なダメージが大きかったのはヘルペスを持っているという疑いをかけられたことだそうで、娘のカルチャーの唇にキスしている写真を公開したあと、“子供を危険にさらしている”と非難するコメントが殺到し、「自分は母親にふさわしくない」とひどく落ち込んだという。

 ちなみに、ケベは自身の非を認めるどころか、カーディが自分に対して嫌がらせをするようファンをけしかけたとして、昨年、カーディを逆提訴した。しかし、裁判官はカーディが嫌がらせをしたとする証拠がないとして、ケベの反訴を棄却している。(フロントロウ編集部)

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