海外のコストコで販売されている「弁当」の警告文がコワい!?
会員になればあらゆる商品がお手頃価格で手に入るだけでなく、海外の美味しい食べものやお菓子も購入できるところもコストコの魅力のひとつだが、それは日本だけでなく本場アメリカのコストコも同じ。以前、日本発祥のスイーツであるたい焼きや和食材ブランド「久世福商店」のだしがアメリカのコストコ会員をトリコにしていることをフロントロウでお伝えしたが、日本人にはおなじみの“弁当”も売っていることがわかった。
しかし、アメリカのコストコで売っている弁当ことThe Bento Boxは、日本人が知ってる弁当ではなく、いわゆるミックスおかき。弁当にはさまざまなおかずが入っていることから、たくさんの味が楽しめるという意味でそう名付けられたよう。
![画像: 海外のコストコで販売されている「弁当」の警告文がコワい!?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783100/rc/2022/02/10/42891a0802c559eb89beb84b5975c05514fe0586_xlarge.jpg)
そんな“おかき弁当”にビビる人が続出しているというのだが、一体どういうことだろうか? 米Mashedによると、その原因はパッケージの裏面に記載されている警告文にあるという。
「警告:この製品を消費すると鉛を含む化学物質にさらされる可能性があります。鉛はカリフォルニア州において癌および先天性欠損症またはその他の生殖障害を引き起こすことで知られています」
たしかにコワい。これを見てしまったら食べるのを躊躇する気持ちもわかる。実際、米掲示板のredditには、コストコ会員による「The Bento Boxのミックスおかきはすごく美味しいんだけど、裏面の文章を見て少し心配しています」という書き込みもあった。
ただし、米Voxはそこまで恐れる必要はないと説明する。カリフォルニア州では、人々が特定の健康問題を引き起こす化学物質にさらされる可能性がある消費者向け製品に、警告を印刷することを企業に義務付けている。そもそも「有毒な水から住民を守る」ために始まった取り組みだったが、長年にわたる訴訟の結果、膨大な種類の製品に警告表示がなされるようになったそうで、警告文が記載されている商品のなかには、潜在的に有害な化学物質の1日の最大推奨摂取量をはるかに下回る量の化学物質が含まれているものも多くあるという。(フロントロウ編集部)