『THIS IS US』でジャックを演じるマイロ・ヴィンティミリアが、撮影現場で飾るほと大切にしていたという写真について話した。(フロントロウ編集部)

マイロが大事にしていた1枚の写真

 アメリカで最終章となるシーズン6の放送が開始され、これまで以上に話題になっているドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス』。

 家族の在り方、絆の築き方、人種差別や女性差別、メンタルヘルス、依存症などの様々なテーマを、メインキャラクターたちの日々を通して丁寧に描く本作では、レベッカを演じるマンディ・ムーアとジャックを演じるマイロ・ヴィンティミリアが夫婦役となり、ケイト、ケヴィン、ランダルという3人の子供たちを育てる。

 一筋縄ではいかない人生では、つねに良い人ではいられない。しかし、苦しみながらも努力する登場人物たちの様子は、多くの共感を呼び起こしてきた。

画像1: マイロが大事にしていた1枚の写真

 ジャックの夫としての表情や、父親としての顔は視聴者の視線を集めてきたが、その魅力はマイロの演技があったからこそ。そして彼には、ジャックを演じるうえで、心の支えにしていた1枚の写真と言葉があったという。マイロが米EWのインタビューで明かした。

 「トレーラーには、幼い頃の自分と父が写った写真があり、その上に『良い父親であれ。良い夫であれ』と書かれた張り紙をしていました。シンプルな2つのことです。だから、もし私がセリフとのつながりに苦労したら、番組では素晴らしい脚本家と素晴らしい脚本があったので全くそんなことはなかったですが、あるいはシーンとのつながりに苦労したら、マンディ・ムーアはすべてにおいて私と一緒にいてくれたからそんなことはなかったですが、いつでも自分のトレーラーに戻って父と私の写真を見ることができた。そして私が、『良い父親であれ。良い夫であれ』と書いた小さなメモ。それが私の試金石となりました」

 マイロ自身は結婚していないが、彼にも父親がいる。そんな父親との写真を大切に飾り、自分の決意を綴ったメモを添え、彼は自分のキャラクターを演じきった。そんな姿勢からは、父親と確執のあるジャックとの違いも感じて切なくもなるが、一方で「良い父親であれ。良い夫であれ」という思いはジャックそのもの。

画像2: マイロが大事にしていた1枚の写真

 そんなマイロは、作中の妻であるマンディとの関係も非常に良好で、ドラマのシーズン1の第1話が放送される直前には、お互いに誓いを立てたことを過去に明かしている。

 「僕たちは、『いつでもコミュニケーションを取ることを約束するよ。君もハッピーでないかぎりは、僕もハッピーにはならないと約束する。いつでも君の味方になる』感じで誓いを立てたような感じでしたね」と話し、2人の間にはまるで本物の夫婦のような絆があることを感じさせた。

(フロントロウ編集部)

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