『ハリポタ』と『トワイライト』の“共通点”に気づいた？
2005年公開の映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』にセドリック・ディゴリー役で出演した俳優のロバート・パティンソンが、同作品でやった“アドリブ”を自身の主演映画『トワイライト〜初恋〜』でもやっていたことを米GQのインタビューで明かした。
「（セドリックが）冒頭のシーンで木から飛び降りたのは、じつは僕のアイデアで、『トワイライト』でも同じことをしました。なぜかいつも、『登場するときに木から飛び降りるのはどうか』と提案してしまうんです」
たしかに、『ハリー・ポッター』でも『トワイライト」でも木から飛び降りて登場していたが、偶然ではなく、どちらもロバートの提案だったとは。続けて、ロバートは「彼は映画『ハリー・ポッター』のなかで最初に死んだ役で、僕にとっては自慢です」と冗談を言うと、一番最初に撮影したのは三大魔法学校対抗試合（トライウィザード・トーナメント）の第三の課題のシーンで「すごく怖かったです」とも語った。
「最初に撮影したのは、最後の魔法の迷路のシーンだったと記憶しています。特殊効果やスタントを使った撮影はしたことがなく、当時は大変だったことを覚えています。とてつもないプレッシャーを感じました」
ちなみに、ロバート演じるセドリックは『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のラストで悲劇の死を遂げたが、しばらくのあいだ生活に困らない額のギャラをもらったそうで、それを資金にロンドンのソーホー地区にあるアパートに移り住んだという。その頃、演技ではなく音楽の道で食べて行くことを真剣に考えていたというロバートは、音楽活動をメインに行なっていたが、まったく芽が出ず、そうこうしているうちに『ハリー・ポッター』で稼いだお金が底をついてしまった。そんなときに突如舞い込んできたのが『トワイライト』だったといい、「『トワイライト』までのキャリアという意味では、間違いなく間違った方向に進んでいました」と振り返った。（フロントロウ編集部）
