昔から不安障害やパニック発作と闘うケンダル
人気モデルのケンダル・ジェンナーは、リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』でブレイクし、現在はトップモデルとして活躍する傍ら、テキーラブランドである818をプロデュースしたり、オンラインショッピングサイト「FWRD」のクリエイティブ・ディレクターに就任したりと、様々なジャンルで活躍している。
そんなケンダルは、じつは幼い頃から不安障害と闘っている。
今でも不安障害からパニック発作が出る時があるケンダル。メディアやSNSなどでも積極的にメンタルヘルスの問題について語っているケンダルが実践する、不安障害やパニック発作を乗り越える方法を紹介。
日記を書く
ケンダルは不安障害やパニック発作を落ち着かせるために週に 1~2 回日記を書いているようで、「自分の幸せを吐き出せる自分だけの空間を持つことが大切です」と米i-Dに語った。日記に書く内容について「怒り、不満、ストレス、イライラしていること、幸せなこと、そして単なるアイデアでさえも書いています」と、自分が今思っている些細なことも細かく書いていると明かした。
瞑想
脳をリラックスさせて自分と向き合う力を鍛えるトレーニングのような瞑想は、昔からセレブのリラクゼーション方法として人気が高い。ケンダルは瞑想も取り入れており、「元々は瞑想について懐疑的だったけど、先生からTM(超越瞑想)について4日間かけて学ぶ機会があって考えが変わりました」と米メディアAllureのインタビューで告白。毎日ではなく、自分自身が必要だと感じたときに瞑想を取り入れるようにしているそう。
読書
上記のi-Dのインタビューを受ける2日前にもパニッ2日前にもパニック発作を起こしていたケンダル。その際は読書をして乗り切ったようで、「この本を手に取って、忘れようと思ったんです」とコメント。そしてケンダルは、読書は自分にとって「素晴らしいセラピーであり、気晴らしです」だと言い、「他の誰でもない、自分のためのものを持つことが好きなんです。読書はそのひとつだと思います」と話した。ちなみにケンダルが現在読んでいる本は、コリーン・フーヴァーの『It Ends with Us』という本。
サウンド・バス
まるで音のお風呂に浸るような体験ができるリラクゼーション方法として、今、海外で注目を集めるサウンド・バス。ゴングや音叉(おんさ)、クリスタルボウル、シンギングボウルといった楽器の音や音波振動を浴びることで、リラックスできるというもの。数年前からプライベートでサウンド・バスのセッションを受けていたケンダルは、今では自分の道具を持ち、一人でサウンドヒーリングをする方法について学んでいる。
体を動かす
ピラティスや乗馬など体を動かすことも大好きなケンダル。そんな彼女は、体を動かすことも心を落ち着かせるための一種のセラピーであると考えているそうで、「身体的にいい気分のときだと、精神的にもいい気分になれます」と明かした。
自分がメンタルヘルスの問題を共有することで、同じような経験をしている人々の助けになりたいと思っているケンダルは、以前TV番組『Good Morning America』に出演した際、「1人じゃないと思ってもらいたいです」と話していた。
(フロントロウ編集部)