『モンスターズ・インク』に関連した恐ろしい説が浮上
2001年に公開されたディズニー&ピクサーの映画『モンスターズ・インク』。およそ580億円の興行収入を記録し、世界的な大ヒット作となった本作は、2013年に続編となる映画『モンスターズ・ユニバーシティ』も公開されて、こちらもおよそ810億円の興行収入を記録するなど大ヒットし、ディズニー&ピクサーを代表する人気作となった。
2021年には『モンスターズ・インク』のその後を描いたシリーズ『モンスターズ・ワーク』がディズニープラス(Disney+)で配信されるなど、今なお高い人気を誇るシリーズだが、今回、同シリーズに関連した、ある“恐ろしい説”が浮上した。
モンスターズ・インクは恐ろしい企業だった?
いずれのシリーズにも登場し、物語のメインの舞台となっている企業“モンスターズ・インク”。サリーやマイクらメインキャラクターたちが勤務するこの企業では、モンスターを怖がる人間の子供たちの悲鳴を集めて、それをエネルギーに変換してモンスターたちが暮らす世界に供給している。
1作目『モンスターズ・インク』では、子供たちの笑い声もエネルギーになることが判明し、集める対象を悲鳴から笑い声に変更したところが描かれているが、今回浮上したのは、モンスターズ・インクが、悲鳴を集めるようになる前には“別のもの”を集めていたのではないかとする説。
その説を唱えているのは米掲示板サイトRedditのユーザーで、この人物は映画『モンスターズ・インク』の冒頭で流れる会社のCMに登場する、「ハイグレードな悲鳴を原料に、クリーンでパワフルなエネルギーを作ります」という宣伝文句を根拠に、ある説を打ち立てた。
それは、悲鳴の以前には、“クリーンではないエネルギー”を使っていたのではないかという説。「よりクリーンでなくて、再生ができないエネルギーからモンスターたちが移行していたとしたら、それは子供たちの血液になるのではないか」とそのユーザーは指摘した。
ユーザーは、モンスターの世界も現実世界と同様に、徐々にクリーンなエネルギーへと移行していったはずだと推測して、最初は子供たちの血液から始まって、最終的にはとてもクリーンな笑い声というエネルギーへと推移していったのではないかと考えたという。
確かに、モンスターの世界でも時代を経るごとにエネルギーについての考え方が変わっていったとしたら、それがたとえ血液でなくとも、悲鳴よりも恐ろしいエネルギー源から始まった可能性は高そう。真相は果たして?(フロントロウ編集部)