『劇場版 呪術廻戦 0』が海外で幕開け
『劇場版 呪術廻戦 0』は、日本の人気漫画『呪術廻戦』を映画化した作品。全米では3月18日より公開となり、大好評をもって迎え入れられている。
同作は、尾田栄一郎による『ONE PIECE』や、諫山創による『進撃の巨人』、岸本斉史による『NARUTO -ナルト-』などに次ぐ勢いで海外でも人気が高く、多くのセレブがファンを公言していることでも知られる。
公開となったばかりの『劇場版 呪術廻戦 0』は、海外辛口批評サイトRotten Tomatoesで100%の批評家スコアを獲得しているばかりか、一般の観客からの評価も99%という驚異的なスコアを記録。
良くも悪くも“正直な感想”が多いRotten Tomatoesでこのような高評価を受けるのは、非常に素晴らしい結果といえる。そんな本作の海外レビューを厳選してご紹介。
『劇場版 呪術廻戦 0』の海外レビュー
まず、米LosAngeles TimesのMichael Ordoñaは、「アニメーターは想像力に富んだ過激な暴力を描くことを楽しんでいる。それが好きなら(そうでないなら、なぜこの映画を見ているんでしょうね)、『呪術廻戦 0』は期待を裏切らない」と、本作の“狂暴性”を大絶賛。
英GuardianのPhuong Leは、「熱狂的なファンも、初めての人も楽しめる、愛の勝利を讃えるカタルシス溢れる作品です」と、初心者からファンまで幅広く楽しめることをアピールし、ストーリーの素晴らしさまでも語った。
米The WrapのSimon Abramsは、「憂太(本作の主人公)の一本調子な語り口は、初心者がこのシリーズの魅力を理解するのに役立つかもしれない。また、アニメのキャラクターや物、出来事などの引用やカメオ出演がいくつかあり、おそらくファンを大満足させるだろう」と、原作までも読み込んでいることを感じさせるコメント。
米PolygonのCezary Jan Strusiewiczは、「誰もが楽しめる(素晴らしい)何かを実際に持っている、稀有な映画だと思います」とまで言い、本作のポテンシャルの高さをうかがわせた。
米Cinema DebateのSheraz Farooqiは、「全体として、『呪術廻戦0』は、驚くべきアニメーション、美しい戦闘シーン、魅力的なストーリーを誇り、ここ数年で最も大胆なアニメ映画の1つである」と、評価した。
また、一般のファンからは、「マジでよかった。今すぐ見に行って」や「おまけのシーンで泣きそうになって、バカみたいな気持ちになった」、「映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』より楽しめた」など、最高の評価がズラリ。
日本でも大ヒットを記録している『劇場版 呪術廻戦 0』。日本ではそろそろ上映終了する館も増えてきているので、見ていない人はぜひ劇場に急いで。(フロントロウ編集部)
※主人公の名前の漢字が誤っていたため修正しました。