ダイエットの邪魔をするNGな習慣
ダイエットを頑張っていてもイマイチ効果が出ないなら、見直すべきなのが日々のちょっとした習慣。栄養士によると、食事のときの癖や食べるタイミングなど、毎日の習慣が食べ過ぎを招き痩せにくくなっていることがあるという。
どんな習慣がNGなのか、多くの人がやっている意外なNG習慣を3つご紹介。
“ながら食べ”をする
とくに現代人に多いNG習慣が、スマホやPCを見ながらの食事など、いわゆる“ながら食べ”。
栄養士のアンディ・ベラッティ氏は、「PCで何かに取り組んでいるとき、目の前の仕事に集中しているので、無意識にたくさん食べてしまうことがあります」と米Insiderで説明し、食事に意識が向きにくくなることで食べ過ぎる傾向があると明かした。スマホやテレビを見ながらでも同じことが言えるそうで、食事中はほかのデバイスなどは見ないよう癖づけることを勧めた。
柔らかい食感の食べ物を選ぶ
ダイエット中にはどんな食べ物を選ぶかはもちろん大事なポイントだけれど、見落としがちなのがその食感。柔らかい食感の食品ばかり選ぶとダイエットが成功しにくいのだとか。
ベラッティ氏は、「アイスクリームやマッシュポテトなどの食品は、噛む時間が少ないため、次々と口に運んでしまい、つい食べ過ぎてしまう原因になります」と説明。一方生野菜など長く噛む必要のある食品は食べるのに時間がかかり、さらにたくさん噛むことで満腹感を得られやすいという。ダイエットを意識するなら、食感にも注意してみて。
時計だけに従って食事
食事を摂るタイミングは、いつも大体決まったタイミングという人が多いと思うけれど、場合によってはそれが食べ過ぎを招くことも。
なぜならその日の活動量や身体の状態によって、食事が必要なタイミングや食事の量も異なるから。ベラッティ氏は、「規則正しく食べることが一概に悪いとは言えませんが、時計だけに従って食事をすると、身体が必要としていないのにたくさん食べてしまうことにつながります」とコメント。そのため、できるだけ決まった時間ではなく空腹を感じた時に食事をすることが重要だという。
栄養士が教える、食べ過ぎを招く意外なNG習慣。思い当たるものがある人は、ぜひ一度見直してみて。(フロントロウ編集部)