マイ・ケミカル・ロマンスのフランク・アイエロ、バインダーのグッズ化へ
2013年の解散を経て、2019年に6年ぶりに再結成をすることを発表してファンを歓喜させた大人気ロックバンドのマイ・ケミカル・ロマンス。2019年12月に一夜限りの再結成公演を行なったバンドは、その後、2020年に世界各地で公演を予定していたが、新型コロナウイルスの影響もあってキャンセルに。今年5月より、再結成してからは初となる待望のワールドツアーを行なう予定となっている。
バンドとしてもワールドツアーのスタートが来月に迫っているなか、今回、ギタリストのフランク・アイエロがツイッターを更新。ソロとしても活動し、自身のプロジェクトであるフランク・アイエロ&ザ・フューチャー・ヴァイオレンツとして201年1月に最新EP『Heaven Is A Place, This Is A Place(ヘヴン・イズ・ア・プレイス,ディス・イズ・ア・プレイス)』をリリースしたフランクが、グッズに関して様々なリクエストが届いていることを報告した。
フランクによれば、中でも、トランスジェンダーの男性が胸の膨らみを抑えるためのバインダーをグッズにしてほしいというリクエストが近年多く寄せられてきたという。
“好きなデザインを教えてほしい”とフランク・アイエロ
フランクはツイートの中で、普段はあまりリクエストに応えることはしないとしつつも、「ここ何年か、バインダーを作ってほしいというリクエストが自分のところにかなり届いているのだけど、正直、僕はバインダーについてあまり分からないんだ。でも、このリクエストには応えたいと思っている」と、バインダーを作ってほしいというリクエストには応えたいとした上で、次のように続けた。
「なので、みんながどういうものが欲しいのか、僕に教えてほしい。写真を送ってくれるのでも良いし、工場の名前だったり、みんなが好きなバインダーのスタイルだったりを教えて。欲しいという人は、好き嫌いを教えて欲しいんだ。それが可能かどうか調べて、僕はみんなをもう少しだけ笑顔にしたい。オープンに目を通すつもりだよ!」
Hi, sorry for the screen shot but i needed more characters. Please read and let me know. xofrnk pic.twitter.com/lSjDY0X2ng
— frnkiero: Party (goth) Dad (@FrankIero) March 31, 2022
フランクのこのツイートは記事執筆時点で2万9,000を超えるいいねがつくなど、多く反響が寄せられており、“こういうのを作ってほしい!”というリクエストも続々とリプライで届いている。
hey @FrankIero whaddya think pic.twitter.com/qyEveF6FhQ
— gio/trick 击 ☆� (@cultsal) April 1, 2022
現時点で、フランクが自身のプロジェクトのマーチャンダイズの一環としてバインダーのグッズ化に取り組んでいるのか、これが来月からスタートするマイ・ケミカル・ロマンスのワールドツアーのグッズになるのかは明らかになっていない。
ちなみに、マイ・ケミカル・ロマンスのフロントマンであるジェラルド・ウェイはNetflixのドラマ『アンブレラ・アカデミー』の原作者としても知られているが、同作では先日、出演するエリオット・ペイジのジェンダーに合わせて、彼が演じるキャラクターが「ヴィクター・ハーグリーブズ」という男性のキャラクターになることが発表された。(フロントロウ編集部)