※この記事にはMCU映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレが含まれます。
アルフレッド・モリーナが『ノー・ウェイ・ホーム』で涙を流した思い出を明かす
今年1月に日本で公開されたMCU映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で、2004年に公開された映画『スパイダーマン2』で演じて以来、17年ぶりにドクター・オクトパスことオットー・オクタビアス役に復帰したアルフレッド・モリーナ。
『ノー・ウェイ・ホーム』では、ドクター・ストレンジが禁断の呪文によって時空を歪ませたために、無限の可能性が存在するパラレルワールドである“マルチバース”が開かれることに。
結果として、スパイダーマンの正体がピーター・パーカーだということを知っている人物がマルチバースから集結することとなり、ドクター・オクトパスを筆頭に、サム・ライミ版の『スパイダーマン』シリーズや『アメイジング・スパイダーマン』シリーズから、歴代のスパイダーマンたちやヴィランたちがトム・ホランド演じるスパイダーマンの世界に呼び寄せられた。
アルフレッド・モリーナがトビー・マグワイアと再会した喜びを振り返る
今回、アルフレッドは出演したポッドキャスト『HOUSEHOLD FACES(原題)』の中で、17年ぶりにドクター・オクトパスを演じた心境を振り返ったのだが、やはり、最も感動したのは、サム・ライミ版の『スパイダーマン』シリーズでピーター・パーカー/スパイダーマンを演じた、トビー・マグワイアとの再会だったという。
「私が唐突にトビーに出会い、『お元気ですか? ドクター』と言った彼に、私が『なんてこった。君に会えて嬉しいよ』と返すシーンがありました」とアルフレッドは語っている。「あのシーンでは涙が流れましたね。『すごい。これは特別な瞬間だ』と思いました」。
「もう一度トビーに会えて、本当に嬉しかったですよ」と、トビーと再会できた喜びを明かしたアルフレッドは、カメラが回っていないところで彼とは冗談を言い合っていたとして、「セットでは2人して笑い合っていました。私は確か、『この役を演じるには歳を取り過ぎていないか怖いよ』なんてことを言っていた気がします」と振り返った。
『ノー・ウェイ・ホーム』で再びドクター・オクトパスを演じることになったアルフレッドだが、彼としては、この役を演じるのは同作が最後になると考えているそう。
「この映画を興味深く、また、前の作品とは異なるものにしているのは、完全に元に戻ったドクター・オクトパスを見ることができるという点です。彼らは、ドクター・オクトパスを眠らせてくれたのかもしれないと私は思っています」と語った上で、ドクター・オクトパスを演じられたことは「特別な体験で、その価値が今後下がることはないでしょう。私のキャリアを作ってくれたようなものですから」とした。(フロントロウ編集部)