イーロン・マスクはジョニー対アンバーの裁判で証言しない
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどの出演作で知られる俳優のジョニー・デップが、元妻で同じく俳優のアンバー・ハードを名誉毀損で訴えた裁判で、当初、証人として出廷することが予想されていた、実業家のイーロン・マスク氏が今回の裁判で「証言をすることはない」と同氏の顧問弁護士が米NBCにコメントした。
アンバーとイーロンが正式に交際をスタートさせたのは、彼女がジョニーとの離婚を申請したあとで、イーロンはジョニーとアンバーの裁判とは無関係の人物だと思われていたが、2020年に行われた別の名誉毀損裁判で、ジョニー側の証人として呼ばれたアンバーの親友ラケル・ペニントンの元夫ジョシュ・ドリューが、アンバーとイーロン、そしてモデルから俳優に転身したカーラ・デルヴィーニュが“3人で情事におよんでいた”と法廷で暴露したことで、ジョニーがアンバーと婚姻関係にあった頃から関係を持っていたのではないかという疑惑が浮上。
アンバー・ハードとイーロン・マスク。
直後に、イーロンは「カーラと僕は友人同士ですが、親密な関係になったことは一度もありません。彼女もそれを認めるでしょう。それから、僕とアンバーがデートをするようになったのは、彼女が（ジョニーとの）離婚を申請してから1カ月ほど経ってからのことだというのも、もう一度、念押しします。彼らの婚姻中は、僕はアンバーには決して近づいていませんから！ 」と否定する声明を発表しているが、ジョニーはアンバーとイーロンが不倫関係にあったと信じていると伝えられている。
米New York Postによると、イーロンと同様にアンバーとの不倫疑惑がある俳優のジェームズ・フランコも、今回の裁判で証言をする予定だと報じられていたがその可能性は低いという。
ちなみに、現地時間4月27日に行われた裁判では、ジョニーの元エージェントでアンバーとも親しかったクリスチャン・カリーノ氏が、アンバーとイーロンが破局した直後に彼女と交わした「別れに対処してるところ。公になるのは嫌。とても悲しい」（アンバー）、「君は彼を愛していなかったし、彼はただの穴埋めだと僕に何度も言っていた」（カリーノ氏）、「わかってるけど、自分なりに悲しんで立ち直る時間が欲しかったの」（アンバー）、「超有名人と付き合うのをやめれば回避できる。私生活を報道されるのが嫌なら、有名人と付き合わないことだ」（カリーノ氏）というメールが公開された。
アンバー・ハードとジョニー・デップ。
これは、アンバーがジョニーに未練があったことを裏付けるための証拠としてジョニー側の弁護士が提示したもので、このほかにもアンバーがカリーノ氏に「たくさんメモを書いたから、彼に1枚だけ渡してくれない？（中略）私はただ彼に私が彼を愛しているということ、そして申し訳なく思っていることをわかってほしいだけなの」、「彼が恋しい」といったメールを送っていたことが明らかになっている。（フロントロウ編集部）
