アメリカで家をリノベーションしていた家族が、壁の裏側に見つけてしまったものとは…?(フロントロウ編集部)

リノベ中、壁に穴を開けたらそこには…

 アメリカのイリノイ州に住むグレースとロブ、そして幼い2人の子供たちが、自宅をリノベーション中に驚くべきものを発見してしまった。米nbcの取材で、キッチンとバスルームをリノベーションしていたと明かすグレースは、そのなかで、備えつけのトイレットペーパーホルダーの位置を動かすために、壁に15cm×10cmほどの穴をあけたという。

 そこで、一家は壁の中に何かがあるのを見つけてしまった。そこにあったのは…、60年以上前のマクドナルドのフライドポテトと包装紙!

 「最悪なことを予想していました。私たちは2人とも、『オーマイゴッド。これから未解決事件の秘密を開けてしまうんだね』という感じでした(笑)。そして、乾いた血がある可能性を考えて、子供たちを防御していました」

 今は笑って話せるグレースが感じた恐怖は、簡単に想像できる。2枚のハンバーガーの包装紙、紙袋、そして中身も残っていたポテトが、もしかしたら未解決事件の足掛かりとなる発見品である可能性もあるが…。また、壁のなかから虫がわく可能性もあったはず。何にせよ、壁の中に永遠に放置されることにならなかったのは幸いだろう。

このマクドナルドの発見品が貴重な理由

画像: ©slamminsammy2109/Reddit

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 そして、包装紙には1950年代のマクドナルドのマスコットキャラクターであるスピーディーのイラストがプリントされている。マクドナルドは、モーリス・マック・マクドナルドとリチャード・ディック・マクドナルドのマクドナルド兄弟が創設し、実業家のクロックがフランチャイズ化した。

 そして、じつはグレースによると、彼女たちが住んでいるのはクロックが初期にオープンしたマクドナルド店舗の近くに住んでいるそう。その店舗が第1店舗目かどうかは不明だが、第1店舗目は現在ミュージアムとなっており、そこでハンバーガーなどを手に入れることはできない。また、彼女が壁の中に見つけたものがどの店舗で購入されたものであれ、60年以上前のものと見られるポテトは、食べられないとはいえ貴重ではある。

 これまでに、意図的にマクドナルドの食料を何十年と保管しておいた人々は話題になってきたが、そのほとんどが保管期間は20年前後だった。ちなみに、ポテトやハンバーガーの見た目が変わらないことについて不安を覚える人は少なくないが、マクドナルドは公式に、食品の安全性は確かだと話すコメントを発表している。

(フロントロウ編集部)

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