アイシャドウを塗ったとき、鏡を見てなんだかしっくりこないな…と思ったことはない? そんな失敗を防ぐ、アイシャドウの色選びやタイプ選び、塗り方のコツをメイクアップアーティストが伝授した。(フロントロウ編集部)

自分にぴったりのアイシャドウの見つけ方&使い方

 メイクの中でもとくに自由に遊べて楽しいアイシャドウ。でもいざ使ってみると、思ったより似合わないと思ったり、浮いていると感じたりすることも。

画像: 自分にぴったりのアイシャドウの見つけ方&使い方

 そんな失敗を防止するには、自分にぴったりの色やタイプの選び方、塗り方を知っておくことが大切。メイクアップアーティストが明かした、アイシャドウを似合わせる秘訣をご紹介。

色選び:イエベ・ブルベといったパーソナルカラーに合う色を

画像1: 色選び:イエベ・ブルベといったパーソナルカラーに合う色を

 アイシャドウでとくに失敗しやすいのが色選び。この失敗を防ぐには、イエベとブルベのそれぞれと相性のよいカラーを選ぶのが近道なよう。

 アンダートーンが黄みがかったイエベの肌にもっとも似合うのは、アンダートーンと同じく黄みがかったカラー。メイクアップアーティストのダネッサ・ミリックスは、「イエローやオレンジ、ゴールドなどの温かいカラーやモスグリーン、朱色などのカラーがオススメです」と説明。黄み系カラーはもちろん、グリーンなど黄色と相性が良いカラーを選ぶことがポイントだという。

画像2: 色選び:イエベ・ブルベといったパーソナルカラーに合う色を

 一方アンダートーンが青みがかったブルベは、青みがかったクールなカラーが好相性。ダネッサは、「ピンクやブルー、シルバーなどの涼しげなカラーや、ベリー系のカラーを選ぶと、肌に映えてよく似合います」と明かした。

 ちなみに定番のアイシャドウカラーであるブラウンは、自分に合うアイシャドウを選ぶ簡単なコツも。その方法とは、アンダートーンが見えやすい“手首の内側”にアイシャドウを塗り、自然になじむ色を選ぶこと。そうすることで青みの強いブルーベースや黄みの強いイエローベースとそれぞれ調和の取れたブラウンが見つかるので、肌から浮いて見えることがなく、失敗を防げるのだという。

塗り方:目の形に合う塗り方に

画像1: 塗り方:目の形に合う塗り方に

 アイシャドウの塗り方も、人によって似合うものが異なるため、自分にぴったりの塗り方を知っておくことが大事。そこでセレブ御用達のメイクアップアーティストであるブレット・フリードマンが勧めるのは、丸目とタレ目、アーモンドアイといった目の形と相性のよい塗り方を取り入れること。

 丸い目は、目頭から目尻にかけて色が濃くなる「横グラデ」が好相性。横グラデにすることで、目の縦幅ではなく横幅が強調されて丸い目が切れ長に近づくため、バランスの良い目元になるという。さらにブレットは、より横幅を強調するため、まぶたのキワにも締め色をプラスすることをオススメ。 

画像2: 塗り方:目の形に合う塗り方に

 タレ目に合うのは、アイホールから目のキワにかけて色が濃くなる「縦グラデ」。ブレットによると、縦グラデには目の上の方に視線をひきつける視覚効果があるため、タレ目が少しつりぎみになり、バランスが調整されるという。

  比較的どんなグラデでも印象的に仕上がるのが、アーモンドアイ。より印象的な目元にしたいなら、「横グラデ」で奥行きと立体感を出すといいそう。ただし、横幅を極端に強調する必要はないので、まぶたのキワの締め色はなくてもOKなのだとか。

タイプ選び:肌質に合うタイプのアイシャドウを選んで

画像1: タイプ選び:肌質に合うタイプのアイシャドウを選んで

 意外にもあなどれないのが、アイシャドウのタイプ選び。パウダーやクリーム、スティックなどのタイプは、肌質によって似合うものが異なるのだという。

 クリームとスティックタイプのアイシャドウを選ぶべきなのは、皮脂の分泌が少ない乾燥肌タイプ。メイクアップアーティストのマンディ・ブライスによると、クリームやスティックタイプは、カサつき感をカモフラージュしてしっとりした肌を演出できるので、乾燥肌の人に似合うのだという。また乾燥による崩れも防げるので、そういった意味でも相性抜群。

画像2: タイプ選び:肌質に合うタイプのアイシャドウを選んで

 そしてパウダータイプのアイシャドウが似合うのが、皮脂の分泌が多いオイリー肌。ほどよく油分がある肌の上にパウダーをのせることでバランスよく仕上がり、美しく発色するのだという。ただし皮脂によってアイシャドウがヨレることもあるので、事前にアイシャドウプライマーなどの下地を使うことも欠かせないそう。

 アイシャドウが似合わないという失敗を阻止する3つの方法。アイシャドウを買うときや使うとき、プロのアドバイスを参考にしてみては。(フロントロウ編集部)

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