米人気コメディ番組『Saturday Night Live』にゲスト出演した俳優のベネディクト・カンバーバッチが、ウィル・スミスのビンタ事件に絡めたジョークで笑いを取った。(フロントロウ編集部)

ベネディクト・カンバーバッチがウィル・スミスのビンタ事件をイジる

 マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』で主演を務める俳優のベネディクト・カンバーバッチが、アメリカの人気コメディ番組『Saturday Night Live(原題)』にゲスト出演し、番組冒頭のモノローグで同じく俳優のウィル・スミスのビンタ事件に絡めたジョークを飛ばした。

 ご存じの方も多いと思うが、今年3月に開催されたアカデミー賞授賞式で、プレゼンターとして登場したコメディアンのクリス・ロックがウィルの妻ジェイダ・ピンケット・スミスの坊主頭をジョークにするひと幕があり、そのことに激怒したウィルが、突如、壇上にあがってクリスをビンタするという事件が起きた。それでもなおウィルの怒りは収まらず、Fワードと呼ばれる放送禁止用語を使ってクリスを罵り、アメリカではその瞬間だけ無音で放送されるという前代未聞の事態に。

画像: ベネディクト・カンバーバッチがウィル・スミスのビンタ事件をイジる

 騒動のことはさておき、ベネディクトは今年のアカデミー賞でウィルとともに主演男優賞にノミネートされていたが、惜しくも受賞を逃した。そして、このとき受賞したのはほかでもないウィル。ベネディクトは「私には(マーベル作品以外の)出演作が色々あるんですよ」、「たとえば『パワー・オブ・ザ・ドッグ』とか。この作品で私はアカデミー主演男優賞にノミネートされました。受賞はしていませんけどね」と言うと、「ウィル・スミスに負けたんです(I was beat by Will Smith)」とビンタ事件に絡めたジョークを口に。

例のジョークは上の動画の50秒あたり。

 先ほどのジョークは「ウィル・スミスにやられた」的なニュアンスも含むことから観客がザワつくなか、ベネディクトは「物理的にではありません」とすぐさま“補足”した。

 ちなみに、『Saturday Night Live』といえば社会風刺ネタが鉄板だが、この日の放送では、ベネディクトも参加したスキットでジョニー・デップと元妻のアンバー・ハードの名誉毀損裁判に言及する場面もあった。(フロントロウ編集部)

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