プロムに母親のドレスで参加
毎年ハロウィンに本格的な仮装を行なうためハロウィンの女王と称されるモデルのハイディ・クルムには4人の子供がおり、長女のレニ・クルムが16歳だった2020年12月にモデルデビューを果たした。
モデルデビューを飾ったのは、独Vogueの表紙。新人モデルでVogueの表紙を飾るのは、ほとんどないことだが、ハイディの子供ということで優遇されたよう。
その後はベルリン・ファッションウィークでランウェイデビューを果たし、ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)のショーでは、ラッパーで音楽プロデューサーであるディディの3人の子供、俳優モニカ・ベルッチの子供ディーバ・カッセル、そして俳優クリスチャン・ベールの子供らと共に参加した。
そんなレニが、アメリカの高校では一大イベントとされるプロムに出席。この時レニが選んだのは、シックなブラックのドレス。ブラックドレスにADINA’S JEWELSのネックレスだけというシンプルな装いが、レニの美しさをさらに引き立てた。
そしてこの時に着ていたドレスが、母親ハイディのものであることが発覚。レニはドレスが母親のものとだけ明かし多くは語らなかったが、ハイディは1998年に参加したイベントで同じようなドレスを着用していたため、この時のドレスではないかという見方が強い。
2世セレブにが母親のドレスを借りることはよくあり、過去には、80年代を代表する俳優でモデルのブルック・シールズの子供であるローワンが、母親にドレスを借りていたことがあった。
親から子供へ受け継がれたブラックのドレス。ハイディの物持ちの良さがわかるエピソードだった。(フロントロウ編集部)