スクワットの代わりになる「フロッグパンプ」って?
お尻にある臀筋群をしっかり鍛えられる筋トレメニューといえば、王道はやっぱりスクワット。でもスクワットは、シンプルに見えて正しいフォームを習得するのが難しく、効果を感じられなかったり、お尻ではなく脚の前側に筋肉がついたりと思い通りにいかないことが多い。しかも腰やヒザを痛めやすいというデメリットもあるため、スクワットを避けているという声も。
そんなスクワットに代わる筋トレメニューとして海外で今大注目なのが「フロッグパンプ」。足を曲げて広げる姿勢がカエルの足に似ていることからその名がついた「フロッグパンプ」は、仰向けの姿勢でヒザを広げて両足の裏を合わせ、お尻を上げ下げするメニュー。
フィットネストレーナーのケリー・コリンズは、「フロッグパンプは、フォームの難易度が低いので、スクワットが苦手な人や効果を得られなかった人にとってベストなメニューだと思います」と米Byrdieで説明し、簡単にできるのにヒップアップ効果は絶大だと太鼓判を押した。
気になるその取り入れ方を、動画とともにご紹介。
フロッグパンプの取り入れ方【動画アリ】
「フロッグパンプ」は、簡単な3ステップでできる筋トレメニュー。
ステップ1:仰向けで寝た姿勢から、両足の裏を合わせる。ヒザは曲げて左右に広げ、カエルの足のような形になれば準備完了。
ステップ2:ステップ1の姿勢から、両足の裏を合わせたままお尻をぐっと持ち上げる。
ステップ3:上げていたお尻を下ろし、また持ち上げる。12~20回ほど繰り返し、それを3セット行なうのがオススメ。
ちなみに「フロッグパンプ」は、お尻を鍛えてヒップアップ効果が期待できるのはもちろん、股関節の可動域を広げる効果も。股関節の可動域が狭くなると、脚が痩せにくくなったり、骨盤が歪みやすくなったりすることもあるので、やっておいて損はないはず。
「フロッグパンプ」は、ツールなどを使わずにどこでも取り入れられるメニューだけれど、寝た状態で行なうため、床の素材によっては背中を痛めることも。できればヨガマットやタオルなどを敷くようにして。(フロントロウ編集部)