アンバー・ハードとイーロン・マスクは2016年のメットガラで意気投合
俳優のジョニー・デップが元妻で同じくアンバー・ハードを名誉毀損で訴えた裁判で、アンバー本人の口から彼女の元恋人で実業家のイーロン・マスク氏との出会いが語られた。
アンバーとイーロンが正式に交際をスタートさせたのは、彼女がジョニーとの離婚を申請したあとで、イーロンはジョニーとアンバーの裁判とは無関係の人物だと思われていたが、2020年に行われた別の名誉毀損裁判で、ジョニー側の証人として呼ばれたアンバーの親友の元夫ジョシュ・ドリュー氏が、アンバーとイーロン、そしてモデルから俳優に転身したカーラ・デルヴィーニュが“3人で情事におよんでいた”と法廷で暴露したことで、ジョニーがアンバーと婚姻関係にあった頃から関係を持っていたのではないかという疑惑が浮上。
直後に、イーロンは「カーラと僕は友人同士ですが、親密な関係になったことは一度もありません。彼女もそれを認めるでしょう。それから、僕とアンバーがデートをするようになったのは、彼女が(ジョニーとの)離婚を申請してから1カ月ほど経ってからのことだというのも、もう一度、念押しします。彼らの婚姻中は、僕はアンバーには決して近づいていませんから! 」と否定する声明を発表しているが、ジョニーはアンバーとイーロンが不倫関係にあったと信じていると伝えられている。
アンバーとイーロンの出会いは2013年公開の映画『マチェーテ・キルズ』の撮影現場(※)だと言われているが、アンバーによると、イーロンと仲良くなったのは2016年5月2日に行われたメットガラ(Met Gala)だったという。毎年、多くの有名セレブが集結することで知られるこのイベントに、アンバーはジョニーと一緒に出席する予定だったが、その約2週間前の彼女の30歳の誕生日に大喧嘩したのが原因で、ジョニーはメットガラへの出席をドタキャン。ジョニーに「すっぽかされた」と話すアンバーは、結局、ひとりでメットガラに出席した。
※アンバーがミス・サン・アントニオ役で出演したこの作品にイーロンはカメオ出演している。
アンバーいわく、メットガラでレッドカーペットを歩くための順番を待っているあいだ、イーロンと隣り合わせになったが、最初は誰だかわからなかったそうで、「私は列に並んでいて、ある紳士の目の前に立っていました。それがイーロンだったんです。話をするまで彼だとわかりませんでした」と言うと、続けて「彼は母親と一緒でした。彼に言われて、私たちが以前会ったことがあることを思い出しました。彼は本当の紳士に見えました。とても素敵な方でした」と振り返った。
その後、メットガラの会場内でイーロンと“再会”したアンバーは、席が近かったこともあり話がはずみ、最終的にイーロンと「友だちになった」と述べている。
ジョニー・デップと離婚して数週間後にイーロン・マスクを自宅に招く
ちなみに、イーロンと親しくなってから数週間後の2016年5月23日、アンバーはジョニーとの離婚と同時にジョニーに対する接近禁止命令を申請した。それからほどなくしてアンバーはイーロンとの交際をスタートさせたようで、つい先日、事前録画されたビデオ形式で証言を行なったアンバーの親友の元夫ジョシュ・ドリュー氏は、“アンバーがジョニーとの離婚を申請して1ヵ月以内にイーロンをロサンゼルスのペントハウスに招いた”と供述している。
ただし、アンバーとイーロンの交際時期については別の証言もある。ジョニーとアンバーが暮らしていた高級ヴィンテージマンションのコンシェルジュ、アレハンドロ・ロメロ氏は、2020年に行われた名誉毀損裁判で、アンバーがジョニーがまだ婚姻関係にあった2015年3月以降、ジョニーが家にいないあいだにイーロンを何度も自宅に招いていたと主張。アンバーがイーロンにガレージと自宅の“合鍵”を渡していたことも明かしている。
ちなみに、当初、イーロンも今回の裁判に証人として出廷することが報じられていたが、のちにイーロンの代理人が否定する声明を出した。(フロントロウ編集部)