※この記事には、映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレが含まれます。
ゼンデイヤ、アンドリュー・ガーフィールドと共演の感想
『アメイジング・スパイダーマン』シリーズでスパイダーマンを演じたアンドリュー・ガーフィールドが、MCU『スパイダーマン』シリーズのMJであるゼンデイヤと米Varietyの『Actors on Actors』で対談した。
アンドリューとゼンデイヤといえば、過去のスパイダーマンやヴィランが豪華再集合した『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で共演。『アメイジング・スパイダーマン』でピーターが抱えていた恋人グウェンに対する後悔を、『ノー・ウェイ・ホーム』のなかで彼がMJと交流し、晴らすシーンに感動した観客は多いはず。
そして、撮影中以外もアンドリューと仲良くしていた様子のゼンデイヤは、グウェン役であり、アンドリューの元恋人でもあるエマ・ストーンが語っていた1つの感想と同じ意見を彼に対して抱いたよう。
「『スパイダーマン』のセットにいた時にあなたはずっとアメリカ英語を話すから、あなたがイギリス人だってことをいつも忘れてしまってた。(イギリス人だと思い出すと)“マジか”って感じだった」
イギリス育ちであり、本来はイギリス英語で話すアンドリューだが、彼のアメリカ英語のレベルには定評がある。彼と交際していたエマでさえ、2012年に英ShortListのインタビューで、「映画が終わった時、彼が完璧なイギリス英語で話すのを聞いて驚きました。セットではアメリカ英語で話していたので、撮影の合間でも彼は非常にアメリカ人っぽかったんです」と明かしていたほどで、最近の彼の出演作はアメリカ英語で話すものが多い。
アンドリューによると、「アクセントによって自分の身体や、誰かの頭の中を混乱させたくないんだよ。(1つのアクセントを続けるほうが)シンプルでしょう」とのこと。
アンドリューは、イギリス人の母親とアメリカ人の父親を持つため、自分はイギリス英語を話す一方で、父親のアメリカ英語を聞いて育った。俳優としてアメリカ英語を話すうえで、それが助けになったのだろうと英BBC Newsでコメントしていたこともある。とはいえ、イギリス人でアメリカ英語が得意でない俳優や、アメリカ人でイギリス英語が話せない俳優はいる。英語のアクセントが上手いことも、俳優としての実力の1つと言えるだろう。
(フロントロウ編集部)