LGBTQ+アライであるシンガーのジェニファー・ロペスが、ステージ上で子どもを紹介するときにニュートラルなジェンダー代名詞を使ったことが話題になっている。(フロントロウ編集部)

双子のひとり、エメをニュートラルなプロナウンで紹介

 シンガーのジェニファー・ロペスが、メジャーリーグチームのロサンゼルス・ドジャースが開催したガライベントでパフォーマンスし、そこで、元夫マーク・アンソニーとの間に誕生した双子のひとりである14歳のエメとコラボ。その時にエメに対して、女性に使われる「she/her」や男性に使われる「he/him」ではなく、そのどちらにも限定しない、ニュートラルな「they/them」というジェンダー代名詞(プロナウン)を使った。

 「最後に一緒にパフォーマンスしたのは、こんな大きなスタジアムでした。そして私は、いつもこの人(they)に一緒に歌ってほしいとお願いしているのですが、この人(they)はそうしてくれません。だからこれはとても特別なことなんです。この人(they)はとてもとても忙しいんです。予約でいっぱい。そしてギャラが高い。出てきてもらうにはそれなりの対価がかかる。でも、この人(they)にはその価値がある。この人(they)は史上最高のデュエットパートナーですから」

画像: 双子のひとり、エメをニュートラルなプロナウンで紹介

 ジェニファーは2014年にLGBTQ+人権団体GLAADからヴァンガード賞を贈られたアライで、レズビアンの両親を中心とした家庭を主人公にしたドラマ『フォスター家の事情』もプロデュースしている。(フロントロウ編集部) 

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