カーラ・デルヴィーニュがまさかの行動
日本ではディズニープラスで見ることができるドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』は、セレーナ・ゴメスが主演トリオのひとりを務めるコメディ・ミステリードラマ。
シーズン1では、ニューヨークのアッパー・ウェストサイドに建つ“アルコニア”という高級アパートで殺人事件が発生。アルコニアで叔母のために部屋を改装しているという若い女性メイベル（セレーナ・ゴメス）と、セミリタイアした俳優チャールズ（スティーブ・マーティン）、落ち目のブロードウェイ・ディレクターのオリバー（マーティン・ショート）がひょんなことから一緒に事件を捜査することに。そしてその様子を、『マーダーズ・イン・ビルディング』というポッドキャスト番組として流し始める。
ほっこりミステリーである本作だが、シーズン2では3人が事件の容疑者になってしまう。真犯人を早く見つけ出さなくてはならない展開のなかでは新キャラクターも多く登場し、そのなかにはメイベルの恋の相手であるアリスの姿も。彼女を演じたのはセレーナとプライベートでも仲の良いカーラ・デルヴィーニュだったため、2人の共演にはファンも喜んだ。
アリスについて「これまで演じたどのキャラクターよりも、間違いなく（自分に）最も似ています」と話していたカーラは撮影初日からエンジン全開だったようで、米EWのインタビューで、撮影では私物のアイテムを多く使ったと明かす。そしてなかには、思わぬアイテムをサラッと身につけていたよう。スタッフすら気がついていなかったと見られる裏話とは？
「撮影初日には、自分の私物の服を大量に持っていきました。スタッフは“OK…”という感じで、私は“これは最高になる”と思っていました。スタッフは、私がどれだけドラマのことを考えているかに、とても感動していたと思います。彼女がギャラリーを初めて訪れた時に身につけていたネックレスは、私物のネックレスなんです。でもじつは、あれはニップルクランプなんですよ。とても面白いでしょう。スタッフの誰かが気がついていたかは知りません」
ニップルクランプとは、乳首を挟んで刺激を与えるためのセックストイの一種。2020年に、セックストイブランドのローラ・ディカルロ（Lora DiCarlo）の共同経営者兼クリエイティブ・アドバイザーに就任したカーラは、これまでもセックストイについてオープンに話してきたが、まさかスタッフにも知らせずにセックストイをファッションアイテムとして画面に登場させていたとは。
最近では、トニー・ブラクストンがバイブレーターを美顔器としても使っていたり、マイリー・サイラスはインテリアアイテムとして飾っていたりと、セックストイが別の使われ方をすることは増えている。カーラの自由なファッションのなかでは、ニップルクランプもファッションアイテムに変身した。
（フロントロウ編集部）
