ダニエル・ラドクリフがハリー・ポッターを演じ続けたワケ
映画『ハリー・ポッター』シリーズで、1作目から最終作まで10年以上、主人公のハリー・ポッターを演じた俳優のダニエル・ラドクリフが、途中で辞めることなく最後までハリーを演じ続けた理由をポッドキャスト『The A24 Podcast(原題)』でぶっちゃけた。
「僕の父と母は、基本的にすべての作品と作品のあいだに必ず『まだ楽しんでる?(現場に)戻りたい?』と聞いてきました。そして、それに対して僕はいつも『うん、学校は嫌いだ』と答えていました(笑)」
ダニエルが明かした理由は“学校が嫌いだったから”という、いたって単純な理由だった。また、『ハリー・ポッター』シリーズの主な舞台といえばホグワーツ魔法魔術学校だが、生徒役を演じたダニエルらはみんな同世代だったこともあり、撮影現場は学校のような雰囲気だったそう。
ちなみに、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンとロン役のルパート・グリントは、“降板”の2文字が頭をよぎったことがあったそうで、当時3人でその話をしたことはなかったものの、それぞれ不安やプレッシャーを感じていたことを特別番組『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』で明かしている。
実際、ダニエルも辞めたいと思ったことがあったそうで、このままハリーを演じ続けたら他の作品に出演できなくなるのではという不安から、シリーズ3作目の『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』のあと、かなり真剣に悩んでいたことを過去に英The Guardianのインタビューで打ち明けている。(フロントロウ編集部)