シンガーのジャスティン・ビーバーが、現在行なっているワールドツアーの残りの日程をすべてキャンセルすることを発表。(フロントロウ編集部)

続報:アメリカの主要メディアでは“ワールドツアーの残りの日程をすべてキャンセルする”と伝えられているが、先ほどジャスティンの来日公演を運営するAEGXが声明を発表し、日本を含むアジア地区での公演については「現状予定通り開催の方向」であることを明らかにした。

記事:【続報】ジャスティン・ビーバーの来日公演は予定どおり開催の方向、運営が声明を発表

ジャスティン・ビーバーがワールドツアーのキャンセルを発表

 今年6月、ラムゼイハント症候群であることを公表したシンガーのジャスティン・ビーバーが、現在行なっているワールドツアー(Justice World Tour)の残りの日程をすべてキャンセルすることを発表した。

画像: ジャスティン・ビーバーがワールドツアーのキャンセルを発表

 以下、ジャスティンのコメントの全訳。

 「今年に入ってから、僕は顔の一部が麻痺するラムゼイハント症候群であることを公表しました。この病気のため、ジャスティス・ツアーの北米公演を完走することができませんでした。そして、休養を取って、医師や家族、チームと相談したあと、ツアーを続行するためにヨーロッパに向かいました。それからライブを6回行ないましたが、僕にとってそれはとても大変なことでした。この週末にロック・イン・リオ(Rock in Rio)に出演して、ブラジルの人たちに僕のすべてを捧げました。ステージを降りた後、疲れがどっと出て、今は健康を優先させないといけないと思いました。だから、当分のあいだ、ツアーはお休みします。僕は大丈夫です。ただ、今は回復のために休む必要があります。このツアーを通して、(ツアーの名前であり、テーマでもある)『正義』のメッセージを世界中に届けることができ、とても誇りに思っています。これまでのみんなの祈りとサポートに感謝しています。みんなのことをものすごく愛しています」

 ご存じの方も多いと思うが、ラムゼイハント症候群を発症し、その影響で顔面麻痺の症状が出ていることを明かしたジャスティンは、6月〜7月にかけて予定されていた北米ツアーの残りの日程をすべてキャンセル(延期)して治療に専念。その後、症状が回復したとして、7月末にイタリアで開催された音楽フェスでツアー復帰を果たした。本来であれば、このあと南米、南アフリカ、中東、アジア、オーストラリア、ニュージーランドでワールドツアー公演を続け、2023年に再びヨーロッパに戻ってくる予定だった。

 まだ正式な発表はないが、11月に予定されている来日公演も恐らく中止あるいは延期されるものと思われる。今回のお知らせは残念だが、ジャスティンが健康を取り戻して、ステージで元気な姿を見せてくれる日を気長に待ちたい。(フロントロウ編集部)

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