実写版『白雪姫』で白雪姫を演じるレイチェル・ゼグラーが、同じく実写版『リトル・マーメイド』でアリエルを演じるハリー・ベイリーのアンチに物申した。(フロントロウ編集部)

今なおハリー・ベイリーのアリエルに反対派の人が

 グラミー賞新人賞にノミネートされた経験がある姉妹デュオ、クロイ&ハリーのハリー・ベイリーがアリエルを務めた実写版『リトル・マーメイド』は、先日、カリフォルニア州アナハイムにて開催されたディズニー最大のファンイベント「D23 Expo 2022」にてティザーが初公開され話題に。

 アリエルは人魚というフィクションの生き物なのだが、アニメーション版では白人だったため、黒人であるハリーが起用されたことに一部から反発が出続けている。

 そんななかあるツイッターのユーザーがディズニーへ向けて「レイチェル・ゼグラーは白雪姫の役にぴったりだと思います。なぜなら彼女は白雪姫にそっくりだから。でも、ハリー・ベイリーは#NotMyAriel(私のアリエルではない)です。彼女が望めば、ブロードウェイで『リトル・マーメイド』になることはできますが、映画では無理です」とツイート。

白雪姫役のレイチェル・ゼグラーが強気な姿勢で堂々と対抗

 そこに、ツイートで名前を出された白雪姫役のレイチェル・ゼグラーが登場。そしてそのツイートに対して「私のガールであり、完璧なまでにアリエルなハリーを支持しないことは、私たちを支持しないのと同じです」と一喝した。

 コロンビア系アメリカ人であるレイチェル自身も、白人以外が白雪姫を演じることを受け入れられない一部の人々から心ない批判の声も寄せられたことが

画像: 白雪姫役のレイチェル・ゼグラーが強気な姿勢で堂々と対抗

 しかし、レイチェルはオンライン上で自身を批判してくるのは「現実の人生では絶対に遭遇しないような、顔の見えないたくさんの人たち」だとした上で、「彼らには、スターバックスで直接『あなたは白雪姫を演じられるほど白くない』って言ってくるほどの厚かましさはない」と米Elleで批判し、「私には未来の若者たちへの責任がある。彼らに『このラティーナは白雪姫を演じられた。私には何でもできる』って言ってもらえるようにね」と続け、ラテン系のレプリゼンテーションを体現することで、同じ境遇にある若者たちに良い影響を与えたいと頼もしく語った。(フロントロウ編集部)

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