エマ・ワトソンがトム・フェルトンとの友情を語る
映画『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役で知られるエマ・ワトソンが、マルフォイ役のトム・フェルトンの新著『Beyond the Wand:The Magic and Mayhem of Growing Up a Wizard. (原題)』(10月12日発売)の序文を書いたことがわかった。
ご存じの方も多いと思うが、『ハリー・ポッター』シリーズでの共演がきっかけで仲良くなったエマとトムは、シリーズ最終作の公開から10年以上が経った今もプライベートで会うなど、元共演者という枠を超えて友人として親しくしている。
米Glamourによると、エマが執筆した序文は全部で4ページあり、「あなたの人生にも、あなたのことを見てくれていると感じさせてくれる人がいますよね?その人は、どういうわけか、あなたの身に起きるすべてのことの目撃者でもあります。何も言わなくても、あなたに起きていること、あなたが経験していることを本当によく知っている人です。私にとってその人はトム・フェルトンです」という言葉から始まる。
エマはトムに片思いをしていた時期があり、トムが“初恋の人”であることを公に認めているが、今やトムはエマにとって恋愛感情を超えたかけがえのない存在になっているようで、序文には「私もトムと同じように、私たちの関係性を人に説明するのにいつも苦労しています。20年以上も前から、私たちは特別な方法でお互いを愛してきました。『一度くらい、酔ってどうにかなったことがあるに違いない』、『絶対キスしたことがあると思う』、『何もないわけがない』と言われたことは数え切れないほどあります。でも、私たちのあいだにあるのは、それよりもずっと深いものです。それは、私が考える最も純粋な愛のひとつです。私たちはソウルメイトで、お互いに一番の味方でもあります。そして、それはこれからも変わりません。そう考えると、感慨深いものがありますね」という、真の友情を感じさせる一文もあるという。
また、エマは「他人からすぐ批判されたり、疑われたり、意図を探られたりする世の中に生きづらさを感じることがあります。トムはそんなことはしません。たとえ私が間違いを犯したとしても、彼は私の意図が善意であることを理解してくれると思います。彼はいつも私を信じてくれます。たとえ全体像がわからなくても、私が善意でやっていて、最善を尽くしていると信じて疑わないでしょう。これこそ真の友情であり、そういう風に自分のことを見てくれて、愛してもらえることは、私の人生における最高の贈り物のひとつです」とも綴っているそう。(フロントロウ編集部)