ジョージ王子たちはカミラ王妃のことを何と呼んでいる?
イギリス王室のウィリアム皇太子とキャサリン妃の長男ジョージ王子と長女シャーロット王女、次男ルイ王子の3人は、チャールズ国王の妻で義理の祖母にあたるカミラ王妃のことを一風変わったあだ名で呼んでいるそう。
カミラ王妃のあだ名は「ガガ」。元々はカミラ王妃の実子の子ども、つまり血のつながった孫たちがつけたあだ名だそうで、カミラ王妃いわく、由来は不明でシンガーのレディー・ガガとも無関係だという。カミラ王妃自身が教えたのかどうかはわからないが、今はジョージ王子たちもカミラ王妃のことをそう呼んでいると英The Sunは伝えている。
なお、チャールズ国王のことは、かつての称号「プリンス・オブ・ウェールズ」にちなんで「グランパ・ウェールズ」と呼んでいるという。ただし、その称号を父であるウィリアム皇太子が引き継いだ今、あだ名が変わる可能性も。また、今年9月に亡くなったエリザベス女王のことは「ガンガン」と呼んでいたそう。
カミラ王妃は子どもたちの“祖母ではない”
ちなみに、ご存じの方も多いと思うが、チャールズ国王とカミラ王妃は長らくダブル不倫の関係にあった。母であるダイアナ元妃が夫の不倫に苦しんでいたことを知っているウィリアム皇太子が、カミラ王妃と複雑な関係にあることは言うまでもないが、ウィリアム皇太子は今もなおカミラ王妃のことを家族の一員として完全には受け入れていないようだ。
王室の伝記作家として知られるアンジェラ・レビン氏の新著『Camilla, Duchess of Cornwall: A Royal Survivor(原題)』によると、ウィリアム皇太子はカミラ王妃が子どもたち(ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子)の人生において必要以上に大きな役割を果たすことを望んでおらず、子どもたちには祖父が2人いるが祖母は1人だけというスタンスを取っているそうで、「カミラ王妃は父の妻だが、自分の子どもたちの義理の祖母ではないことを明確にした」という。
一方のカミラ王妃も脇役に徹することに満足しているといい、「ジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王子はマイケル・ミドルトン&キャロル・ミドルトン夫妻(キャサリン妃の両親)ととても仲が良いので、義理の祖母としての責任を引き受けるつもりはないようです」と、レビン氏は著書には書かれている。(フロントロウ編集部)