11月5日に武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナで開催された、韓国発のボーイズグループTHE BOYZの来日公演をレポート。(フロントロウ編集部)

THE B-ZONEの東京公演のライブの様子をお届け

 2017年にデビューを果たし、これまでAsia Artist Awards やSoribada Best K-music Awards 、そしてMTV Video Music Awards Japanなどで賞を受賞してきた、韓国発のTHEBOYZ。2022年は、5月にミニアルバム『SHE'S THE BOSS』を、そして8月には韓国で同じくミニアルバム『BE AWARE』をリリースし、ますます勢いをつけている。そんなTHE BOYZ が11月5日に行なったTHE B-ZONEの東京公演にフロントロウ編集部がお邪魔した。

画像1: THE B-ZONEの東京公演のライブの様子をお届け

 会場の中に入るとまずはメンバーたちが実際に着用した衣装がずらり。メンバーたちが実際の衣装を着た時の写真も置いてあり、ファンはここで撮影大会。

画像2: THE B-ZONEの東京公演のライブの様子をお届け

 そして実際のステージがある会場に入ると、スクリーンの上部にファンからのメッセージが。ここでは、それぞれ“推し”にひと言メッセージを届けられる場として活用されており、ドビ(ファンの愛称)からTHE BOYZへの愛があふれていた。

最初からダンスナンバーで魅せる

 そしていざステージがはじまると、まずはダンスナンバーのセクションからスタート。メンバーはそれぞれの個性に合わせたブラックレザーの衣装を着用してパフォーマンス。「東京、レッツ・パーティー」という駆け声でファンのボルテージはグッとあがるも、ファンは声を出せないかわりに“クラッカー”と呼ばれる音が出るもので応援し、心の中で声援を送った。

画像1: Photo by 小境勝巳

Photo by 小境勝巳

 1回目のMCではメンバーそれぞれが一列に並んで自己紹介。この日はメンバーのキューが誕生日ということでキューが「今日誕生日のキューです」と自己紹介すると、ファンからは大きな拍手が。

 次のセクションは先ほどまでのかっこいい雰囲気が一変。「Whiplash」からはじまった次のセクションでは、メンバーたちが互いにおんぶやハグをして仲が良いところを見せつけた。このセクションでは先ほどのレザーの衣装と打って変わり、韓国の若者に人気が高いヴェトモン(Vetments)やオフホワイト(Off-White)の服を衣装として着用。さらにメンバーたちは2人ずつトロッコに乗り込み、メインステージから離れたファンの元へ挨拶に。かなり近い距離までメンバーが来てくれ、ファンはそれぞれ推しとの交流を楽しんだ。

東方神起の“名場面”を彷彿とするシーンが

 そしてメインステージに戻るとMCがあり、「スウィートな歌声をお楽しみください」との合図で「36.5」がスタート。ここでニューが最初のパートを歌い終えると、この日誕生日だったキューをお祝いすべく「チャンミナ(キューの本名)、センイルチュッカハンダ(お誕生日おめでとう)」と絶叫。これは、K-POPファンなら1度は目にしたことがあるであろう、Mnetのサバイバル番組『KINGDOM : LEGENDARY WAR』で共演した、東方神起のメンバーであるユノがチャンミンの誕生日をお祝いした“名場面”を彷彿とさせることになり、次に歌うケビンは驚いて笑ってしまうという一幕も。

画像2: Photo by 小境勝巳

Photo by 小境勝巳

 また、「ALWAYS TOGETHER」では撮影の許可がおり、この曲だけファンはスマホで撮ることができたため、メンバーの様子を自分のカメラに収めていた。

画像3: Photo by 小境勝巳

Photo by 小境勝巳

 コンサートはまだまだ続き、お次は真っ白なトップスに黒のパンツの衣装にチェンジ。ここでは再び息の合ったダンスを披露。メンバーが多いこともあり、アクロバティックなダンスが多いのも魅力的。

画像4: Photo by 小境勝巳

Photo by 小境勝巳

 その後は学生服のような衣装に再び着替え、新曲「WHISPER」をパフォーマンス。激しいパフォーマンスを披露した後にすぐにMCに入ったこともあり、メンバーの息はあがりっぱなしでひとまず水分補給。長めのMCでは、メンバーたちが、優里の「ドライフラワー」や大塚愛の「サクランボ」、X JAPANの「Tears」などをアカペラでパフォーマンスして会場を盛りあげた。その他にも、これまでツアーで訪れた福岡や神戸での思い出話も聞かせてくれた。MCの後はサインボールを投げたりとファンサービス合戦で、これにて本編は終了。

メンバーがデコレーションしたケーキが登場

 この日は、メンバーのキューの誕生日で、前日はサンヨンの誕生日ということもあり、ファンもお祝いモードで、2人の誕生日を祝うお手製ボードが多数。2人をお祝いするかのように、アンコールではメンバーがデコレーションしたケーキが2つ登場し、会場が一体となりキューとサンヨンの誕生日をお祝いした。

 アンコールでは「D.D.D」と「Daydream」をパフォーマンスして、メンバーたちは約3時間の公演を全て成し遂げた。

画像5: Photo by 小境勝巳

Photo by 小境勝巳

 コンサート終了後もスクリーンにはメンバーの手書きのメッセージが。最後までファン思いなのはさすがアイドル。一方のファンも負けていない。開演前に、横断幕にメンバーへのメッセージを書くコーナーがあり、それぞれの愛を残しており、メンバーたちはその横断幕の前で記念撮影。

画像: メンバーがデコレーションしたケーキが登場

 THE BOYZは東京のファンに「スキビ」というニックネームをつけており、双方が終始、相思相愛だと思い知らされた公演だった。

 2022年3月から活動休止しているエリックは残念ながら今回のツアーに参加することができなかったが、2023年1月21日と22日にぴあアリーナで開催されるファンミーティングには参加できることを願うばかり。

(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.