Drew Houseの世界が渋谷に登場!
ジャスティン・ビーバーとライアン・グッドによるブランド「ドリュー・ハウス(Drew House)」のポップアップストアが、2022年11月17日(木)~20日(日)に4日間限定で渋谷にてオープンしている。LA発の同ブランドが日本でポップアップストアを展開するのはこれが初。
フロントロウ編集部で会場となる渋谷のTHE CORNERに行ってみると、ウィンドウ一面にドリュー・ハウスおなじみのキャラクターやグラフィックが描かれており、外観からドリュー・ハウスの遊び心ある世界観が広がっていた。
“Welcome Tokyo”と描かれた東京専用のフライヤーでお出迎えされると、1階には、ジャケットやパーカー、デニム、スウェット、さらにハットやスリッパ、小物といったアイテムがズラリ。
ジャスティンと言えば毎年異なるスタイルを楽しむくらいのファッション・カメレオンだが、ドリュー・ハウスがとらえているのは、ジャスティンのファッションに対する遊び心。カートゥーンやグラフィティ・カルチャーに影響を受けたデザインもそうだが、色鮮やかで多様な色合い、柄、テクスチャーが並ぶ様子からは、社会規範に縛られずにファッションを楽しむ“ジャスティンらしさ”が感じられた。
そして今回は、アイテム以外にもお楽しみがある。事前に、「ファンが買い物だけではなくドリュー・ハウスの世界観を楽しめる仕掛け」がたくさんあることが告知されていたが、2階はLAのサンフェルナンド・バレーにあるドリュー・ハウス本部を再現したスペースになっていた。
「ハウス」のガレージをそのまま移動させたかのようにグラフィティが再現された壁があるほか、本部の“チル”スペースを再現したのであろうリビングルームエリアも設置され、ビデオゲームをしたり、イラストを描いたりして、ダラダラしながらみんなで楽しくくつろげる空間が用意されていた。
そしてこの日、その部屋のソファーに座っていたのが、ドリュー・ハウスのクリエイティブ・ディレクターを務めるライアン・グッド!
日本に「コミュニティを作りたい」ライアンとジャスティンが描く思い
ドリュー・ハウスは「あなたが自分らしくいられる場所であり、愛され、安全で、励まされ、大切にされていると感じられる場所」というモットーを掲げており、コミュニティ精神を強く意識している。ライアンいわく、今回のポップアップ・ストアではそんなドリュー・ハウスが日本文化のなかでどのようなコミュニティを作れるかを感じてみたいという思いがあるそう。
「僕らは日本が大好きで、日本のファッションとか日本の文化にずっとインスパイアされ続けてきました」と、以前から日本文化に影響を受けてきたことを明かしたライアンは、だからこそ今回のポップアップ・ストアの実現は「すごく嬉しい」コメントしたうえで、今回のポップアップ・ストアを通して、「コミュニティを作りたいと思っています。ロサンゼルスにあるドリュー・ハウスを日本文化の中に持ってきたら、どのような結果になるのか?日本の人たちにおけるホームとは? (LAのドリュー・ハウスを)ここで再現してみて、それを見極めたいと思っています」とフロントロウ編集部に明かした。
そして、今後の日本でのさらなる展開については、「かもしれないですね。僕らとしては日本にたくさん来られたら嬉しい(笑)」とコメントした。
今回は、療養のため6年ぶりの来日公演を中止したジャスティンはもちろん不在。ただ、日本でのポップアップ・ストア展開については「喜んでいる」そうで、ライアンは「すごーくワクワクしていますよ。彼は日本が大好きですから。本当に本当に本当に大好きですから」とその愛を強調しながら明かしてくれた。
ドリュー・ハウスのポップアップ・ストアは2022年11月20日(日)まで渋谷のTHE CORNERで開催中。(フロントロウ編集部)