SNS疲れが原因?
これほどまでにガラケーが話題を呼んでいる理由のひとつが、SNS疲れやそれによるメンタルヘルスの問題。
いつでも誰かとつながれるSNSは、今や当たり前のツール。でも便利な一方で弊害も多く、他者からの関心を欲してしまったり評価に振り回されたりと心が疲弊することも。Journal of Adolescent Healthに掲載された2019年の研究をはじめ多くの研究でも、スマートフォンやSNSへの依存と、若者のうつ病や孤独感との関連性が明らかになっている。
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一方でSNSやアプリがない時代に設計されたガラケーなら、SNSの発達による苦痛から解放してくれる。それだけでなく、ガラケーを使用することで今までどれだけの時間をスマホに費やしていたのかに気づかされたという声も多数。
しかも生まれながらにしてデジタルネイティブであるZ世代にとっては、ある意味ガラケーは未知のアイテム。知っているけれど使ったことがないガラケーが、新たな遊び道具として愛されているよう。
今後より大きなトレンドになるかも
海外で注目を集めるガラケーは、今後より大きなトレンドになることが予想されている。米CNN Businessは、依然としてiPhoneが主流ではあるものの、ガラケー市場は急速に成長していると指摘。
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ほかにもさまざまなメディアがガラケーを購入する方法といった特集を掲載。Z世代を中心に、そのほかの世代にも浸透していく可能性も多いにあるそう。
海外のZ世代にガラケーがウケている理由。日本でも懐かしいアイテムがこぞってトレンド入りしているので、SNSから解放されるガラケーが話題を呼ぶ日が来るかもしれない。(フロントロウ編集部)