マイクロソフトのゲームブランドであるXboxのツイッター公式アカウントが、世界のゲーマーたちに向けて、「ゲームとは何か?」という問いを発信。価値観が多様化する現代において「深い」とも取れるその問いに、Twitterユーザーの関心が集まった。

「教育」から「仕事」まで、多様化するゲームの存在意義

 「ゲームとは」と考えて、「娯楽のためでしかないんじゃ?」と思う人もいるかもしれない。一人で暇つぶしのためにプレイしたり、複数人でわいわい盛り上がったりと、楽しみ方は人それぞれとはいえ、テレビゲームに娯楽としての側面が強いのは確か。しかし最近では、テレビゲームをプレイする目的が、娯楽の範疇に収まらない多様化を見せているのも事実なのだ。

 たとえば、「世界で最も売れたゲーム」として有名なマイクロソフトの『Minecraft(マインクラフト)』は、教育への活用が模索されている。自由度の高い「サンドボックス(砂場)」型のゲームであるMinecraftは、発想力・創造力を養うことに利用でき、「レッドストーン」という回路を組むことのできるアイテムを使って、プログラミングの学習をすることもできる。マイクロソフト側もこういった需要を認識しており、教育向けの『Minecraft Education Edition』を提供している。

画像: マインクラフト

マインクラフト

 また、まだまだ人数は少ないかもしれないが、ゲームを生活のための「仕事」としてプレイする人も現れ始めている。野球やサッカーのように、ゲームを興行として捉える「eスポーツ」のプレイヤーたちだ。

画像: eスポーツ

eスポーツ

 日本eスポーツ連合によると、2021年の国内eスポーツ市場規模は78.4億円であり、2025年には約180億円まで成長することが見込まれているという。企業によるスポンサーやストリーミングの規模は年々増しており、今後、一大産業として確立されることもあり得る。一昔前には想像もできなかったことだが、「ゲームが仕事になる時代」は既に来ているのだ。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.