キッド・カディがドレイクは「ダサい」とカニエ・ウェストの誕生日パーティーでディス
長年にわたって確執が囁かれてきたキッド・カディとドレイクの2人。ラッパーのコンシークエンスが明かしたところによれば、彼が知る限り、2人の確執はいつかのカニエ・ウェストの誕生日パーティーにまで遡るという。
今回、コンシークエンスはYouTubeチャンネル「The Art of Dialogue」に出演してキッド・カディとドレイクの確執の始まりについて振り返っており、自身やジェイ・Zも参加した過去の豪華なカニエ・ウェストの誕生日パーティーで、偶然にも2人の間に座っていた時に確執があることを知ったと明かしている。
まだ駆け出しの頃だったと思われるドレイクは当時、大物ばかりが集っていたカニエの誕生日パーティーにお呼ばれしたことを喜んでいたといい、コンシークエンスにこう語ったという。「みなさんに囲まれていることが嬉しいです。俺を受け入れてくれたありがとうございます。みなさんの動画を観て育ちました。夢が実現したようです」。
しかしながら、コンシークエンスを挟んだところに座っていたキッド・カディはドレイクが出席している事実が気に食わなかった様子で、「アイツはクソですよ。最悪。そもそも何でここにいるんですか? 一体どうしたんです? アイツをここから追い出しましょう。マジでダサい奴ですよ」と、ドレイクへの悪態をついていたという。
キッド・カディはドレイクのことが好きじゃなかった
ドレイクとキッド・カディの間には「何年間も敵意や嫉妬があった」とした上で、「何年もかけてそれが大きくなっていったわけです。クレイジーですよ。あの時がその始まりという感じでした」とコンシークエンス。その後、キッド・カディが2009年に発表した「Pursuit Of Happiness」のミュージックビデオにドレイクが出演しているのを見た時には、驚いて思わずドレイクに電話をかけてしまったという。
「カディとドレイクが『Pursuit of Happiness』のビデオで共演しているのを見た時には、『俺はどうしたらいい?』って思いました。ドレイクに電話して、『よう、アイツは君を歓迎してくれないぞ』って伝えました」。
インタビュアーから、“キッド・カディはドレイクのことを好きではなかったのですか?”と訊かれると、「決して」好きではなかったとコンシークエンスは回答。「競争心からくるライバルなのだと思いますよ」と続けたコンシークエンスは、2人が確執を抱えることになった背景について次のように分析した。「カディは(アメリカの)オハイオ州の出身で、ドレイクはカナダの出身です。幼少期に確執を抱えたわけじゃない。音楽をめぐる確執なんです」。