マクドナルドはかつて、5歳の少女を訴えたことがあったという。その理由とは?(フロントロウ編集部)

バーガーキングがマクドナルドを煽る、今ではお家芸

 マクドナルドがバーガーキングに怒ったというのは理解出来る展開だが、一方で驚いた人も多いだろう。というのも、バーガーキングがマクドナルドを煽ったり、イジったりするのは、今ではもはやお家芸になっているから。

 2019年には、イギリスのバーガーキングが1年間で制作した広告に映されたすべてのハンバーガーの後ろに、マクドナルドのハンバーガーを隠していたと告白! つまり、マクドナルドのバーガーよりも、自分たちのワッパーのほうが大きいと主張したのだ。

 また2020年には、フィンランドのバーガーキングが、デリバリーサービスで送料無料のキャンペーンを実施。無料になるための条件は、配達先をマクドナルドの店舗の近くにすることだった。

 バーガーキングによるマクドナルドへの煽りは世界中で行なわれており、日本でも、ビッグマックそのものやそのレシートをバーガーキングに持っていけば、ビッグキング4.0が120円引きで購入できるキャンペーンが2015年に開催された。

 これだけ対抗心を燃やされても、マクドナルドはいつも完全にスルー。そのため、サラのCMが公開された1981年には、マクドナルドがバーガーキングに怒っていたというのは意外に感じる。バーガーキングの広告を見た人の間では逆にマクドナルドのバーガーが食べたくなったという声もあがるため、いつかの時点で、例え競合ブランドにネタにされても自分たちに利益があると判断したのかもしれない。

(フロントロウ編集部)

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