『glee/グリー』の撮影現場で黒人俳優たちに酷い態度を取っていたことを告発されたリア・ミシェルが、その後、個人的にキャストたちに連絡を取っていたことを明かした。リアに対しては、難癖をつけるネガティブキャンペーンのようなことも起こっている。(フロントロウ編集部)

止まらない、リア・ミシェルに対するネガキャン

 2020年の出来事から3年が経ち、去年の秋からは舞台ミュージカル『Funny Girl』で主演を務め、大ヒットを記録。しかし世間でイメージの回復はできておらず、リアの行動に難癖をつける人も一定数存在する。

リアは文字が読めない?

 2017年に米ポッドキャスト番組『One More Thing』で、なんと40分をかけてリアは文字が読めないという仮説について検証。もちろんこれはジョークであり、番組のホストたちもそう認めているのだが、SNSユーザーの間でこれがネタにされてきた。そしてこれが、2020年から再熱し、拡散されることに。

 当初はリアもジョークを楽しんでいる余裕を見せており、ツイッターである引用リツイートをした時には、「このツイートを“読む”のが好き。そして返信を“書き”たかった」と反応して、ウワサに対して、自分は文字を読めるし書けるとユーモアで反応。また、TikTokでは、「ジョナサン(・グロフ)に、私の最初のTikTok動画についたコメントを読んでもらうために電話してる」というキャプションの動画を公開したこともある。

画像: リアは文字が読めない?

 さらに、リアの友人であるエマ・ロバーツがコメントを求められたことまである。米トーク番組『Watch What Happens Live』にエマが出演した際に、司会のアンディ・コーエンがリアに関する「誤解」について質問。するとエマは、「あぁ…。まぁ、一緒にブッククラブに入ったことはないですが!でもノー」と反応していた。

 当初は余裕をもって対応していたリアだが、あまりにネタにされすぎて嫌になることもあるようで、2020年に米ニューヨークタイムズのインタビューでは、「『glee』に毎日行っていた。セリフも毎日知っていた。なのにオンラインでは、私が読めないし、書けないというウワサがある。それは悲しいです。本当に。もし私が男性なら、これは問題になっていないのでしょう」と話した。しかしこれにすらも、「セリフを毎日知っていた」という主張では、読み書きができることにはならないというツッコミが入る始末。

 そんなこんなあり、先日リアは、バーブラ・ストライサンドによる自伝が発売されることを楽しみにしている動画で、「読み方を学ぶまで265日!!!!」と自虐的なネタを披露し、もはや諦めぎみのよう。

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