内ももにアプローチできるスクワット「ラテラルスクワット」
運動をしても引き締めるのが難しいのが、太ももの内側である内もも。内転筋と呼ばれる内ももの筋肉は、骨盤や股関節とつながっていてとくに女性にとって大切な筋肉。にもかかわらず、女性はこの筋肉が弱りやすいと言われている。

そんな内ももの筋肉を鍛えて引き締めるのに効果的なのが、お尻トレの王道であるスクワットの進化版。その名も「ラテラルスクワット」。
「ラテラルスクワット」とは、足を大きく開いた状態で左右交互に重心をかけて行なうスクワットのこと。この「ラテラルスクワット」が海外で注目を集めていて、アメリカでは昨年Googleの検索数が2倍に増加。
海外で話題を呼ぶ「ラテラルスクワット」の最大の特徴が、お尻と一緒に内ももを鍛えられること。スクワットというだけあってお尻まわりや太ももの裏側の筋肉を鍛えられるのだけれど、同時に太ももの内転筋にもアプローチ。引き締まった内ももを目指すことができる。

その効果についてパーソナルトレーナーのローラ・フリン・エンドレスは、「太ももの内側を鍛えたいなら、ラテラルスクワットが最高のエクササイズだと思います」と米Shapeで太鼓判を押している。
ラテラルスクワットの取り入れ方【動画アリ】
ラテラルスクワットは、簡単な3ステップでできる筋トレ。
ステップ1:両足を肩幅よりも広めに開いた状態から、左脚を伸ばしたまま右ヒザだけを曲げ、太ももと床が平行になるところでストップ。このとき右足のかかとに重心をかけ、お尻は後ろに突き出すのがポイント。バランスを崩しやすい場合は、両手を胸の前にまっすぐ出すのがオススメ。
ステップ2:右足を踏ん張って最初の姿勢に戻る。このときも左脚は曲げず、伸ばした状態をキープして。
ステップ3:最初の姿勢に戻ったら反対側も同じように行ない、交互に繰り返す。
ちなみにラテラルスクワットは、内ももだけでなくお尻の外側にピンポイントでアプローチしたい人にもぴったり。コツを掴むまではバランスを崩しやすいので、ヨガマットなどを敷いて行なうのがベター。
引き締めるのが難しい内ももにアプローチできる「ラテラルスクワット」。ぜひ挑戦してみて。(フロントロウ編集部)