アイマスクは翌日の「認知運動」と「反応時間の運動」に効果的
英カーディフ大学の研究チームいわく、職場や学校や家庭で翌日のパフォーマンス力を上げたいならば、睡眠時にアイマスクを使って光をできるだけ遮断すると良いという。
自然光や街灯など外からの光だけでなく、電子機器の光も遮断できる睡眠グッズであるアイマスク。睡眠に関する医学ジャーナルSLEEPに掲載された研究では18~35歳の124名を対象に、アイマスク着用時・非着用時の2パターンの睡眠を調査したという。実験では起床後に3種類のテストを受けてもらったそうなのだが、その結果、アイマスクを着用した週は「認知」と「反応時間」のテストでより高いパフォーマンスが見られたという。ちなみに、3つ目の「運動能力」のテストでは向上は見られなかったとのこと。
さらに実験では、アイマスク着用・非着用と、睡眠の量や質の関係も調査したが、そこで差は見られず、あくまで翌日にシャキッとしやすいという影響が確認されたという。
睡眠時間が短くなってしまうことはあるが、そんな時でも、翌日のパフォーマンス能力低下を防ぐためにはアイマスクは良い睡眠グッズということのよう。枕のように毎日8時間前後使うので、遮断能力が高いものや着け心地が良いものを選びたいが、100円ショップでも手に入るなので、まずはそこからお試ししてみるのも良いだろう。
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(フロントロウ編集部)