2009年公開のホラーの名作『エスター』の前日譚で“ファースト・キル(初の殺し)”が描かれる映画『エスター:ファースト・キル』(劇場公開中)。本作では、1作目の撮影当時は10歳だったイザベル・ファーマンがエスター役を再演! 新作の撮影時は23歳だったイザベルはどのようにして少女を演じたのか? 1作目では子役、新作ではプロデューサーも務めるイザベル・ファーマンにフロントロウ編集部が取材した。

日本では未だにあなたを“エスターの天才子役”として認識している人が多いですが、ホラーアイコンという立場にいるのはどのようなお気持ちですか?

イザベル・ファーマン:素晴らしいことだと思います。『エスター』は私が初めて出演した映画で、エスターは私が演技に夢中になり、これこそ私が一生かけてやりたいことだと気づかせてくれた役でした。私の人生とキャリアにとって大きな出来事だったわけですが、観客がこの役を気に入り、私の演技を評価してくれたおかげで、エスターはホラー・アイコンとなりました。アイコニックなホラー・キャラのリストで、唯一の女性としてランクインしていることがあります。本当に信じられないことですが、それはファンのおかげであり、人々がこの映画と私がやったことを本当に愛してくれたからです。そしてそのおかげで、こうして再び映画が作れているわけで、出来ることなら、もっと作れたらと思います。

日本にも世界に誇れるホラー作品が多いですが、好きな作品はありますか?

イザベル・ファーマン『バトル・ロワイヤル』ですね。あの映画は怖すぎた! 私、基本的にホラーは見返すタイプじゃないんですが、あの作品は最後に見てからだいぶ経っていますし、見たショックからようやく立ち直れている気がするので、また見ようかな(笑)。

 『エスター ファースト・キル』は、2023年3月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかで全国ロードショー中。(フロントロウ編集部)

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