独自のスタイルから自身のアイデンティティを表現し、ボディポジティブなメッセージを発信するハンター・シェイファーの魅力的なレッドカーペットファッションとボディイメージ哲学を探求。
羽根だけルックも話題に! ハンター・シェイファーのレカペファッション集
ドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』で知られるハンター・シェイファーは、ファッショニスタとしても人気の存在。ハンターのレカペスタイルは、実験的で大胆なものからシンプルで洗練されたものまで幅広く、自身のアイデンティティとセクシャリティを表現する手段としてファッションが用いられている。
2023年、オスカーアフパでの「羽根だけ」ルック

SNSで盛大にバズった、アカデミー賞授賞式後にVanity Fairが開催したアフターパーティ―での羽根だけルック。ゼンデイヤはインスタグラムで思わず、この写真に「美しい」とひと言。
2022年オスカーアフパでのゼルダ風ヘアルック

髪型が『ゼルダの伝説』シリーズに登場するキャラクターであるゼルダ風だと話題になったルック。同伴しているのは、恋人のドミニク・ファイク。
2020年オスカーアフパでのGivenchy

2020年のアカデミー賞アフターパーティ―は、Givenchyのカラフルなワンピースで。
MUGLERのランウェイルック

2021年のミュグレーのファッションショーでは、シアーなドレスを見事に着こなして話題に。
メットガラでのエイリアン・ルック

2021年メットガラでは、Evangeline AdaLiorynのジュエリーをアクセントに。
『ユーフォリア/EUPHORIA』シーズン2プレミアでのグラムルック

ぱっつん前髪が話題になった、ドラマのイベントでのフォトコール。
『ユーフォリア/EUPHORIA』シーズン1プレミアでのフローラル・ワンピ

ドラマのシーズン1の頃は、エレガント/クール系の現在とは異なる、フローラルでかわいい印象。
2019年、音楽イベントでのアンサンブル・ルック

スカートスーツも、ハンターにかかれば個性的なルックに。
レカペルックは「戦略」が伴うこと、ハンター・シェイファーのレカペ論

ペトラ・フラネリーがスタイリングした、ハンター・シェイファーの2020年のインディペンデント・スピリット賞でのルック。
『ユーフォリア/EUPHORIA』出演で注目を浴び始めた頃に、エマ・ストーンやリース・ウィザースプーンらをクライアントに持つスタイリストのペトラ・フラネリーから声をかけられ、スタイリングを担当してもらったハンター。ペトラは、イベントの種類や場所に基づいてアイデアをマッピングしてテーマや方向性を決め、エレガントでタイムレスなルックを作り出すことで知られている。そんなペトラのもと、レッドカーペットは「戦略的」である必要があることを学んだハンター。2019年にWhoWhatWearとの取材では、こう答えた。
「私自身は、非常に明確なスタイルを持っていて、何が好きで、何が嫌いなのかもわかっています。でも、ハリウッドのイベントやレッドカーペットに適した服を選ぶことや、どんなものがカメラに映えるのかを学ぶのは、とても大変な作業でした。より戦略的であることは間違いありません。チャレンジではありますが、楽しくもありますね」
そんなハンターのスタイルが新しいチャプターに入ったのが、スタイリストのロー・ローチと出会ってから。ローは、ハンターがプライベートでも仲が良い、『ユーフォリア/EUPHORIA』の共演者ゼンデイヤの長年のスタイリストでもあるため、ゼンデイヤから紹介されたよう。

ゼンデイヤのかの有名な「シンデレラ・ルック」を作り出したのもロー・ローチ。

2019年にファッションイベントで談笑する、ゼンデイヤ、ロー・ローチ、ハンター・シェイファー。
ローは、2023年のオスカーアフターパーティーでの羽根ルックや、2021年メットガラでのエイリアンルックを生み出しており、ローとコラボレーションをはじめてから、ハンターのファッションはより挑戦的で実験的なものへと進化している。
(フロントロウ編集部)