栄養士が明かす眠くなりにくい朝食の取り入れ方
1日を元気にスタートさせるためのエネルギーとなるだけでなく、脳を活性化させる働きもあると言われるほど重要な朝食。そんな朝食は食べない派の人も多く、理由としてよく挙がるのが“眠くなってしまうから”というもの。
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でも栄養士によると、選ぶ食品次第では眠くなるのを防ぐことができるという。どんな食品を選ぶと眠くなりにくいのか、栄養士が勧める朝食の選び方をご紹介。
血糖値の急激な上昇を抑える食品を選ぶべし
食事と眠気に大きく関係しているのが血糖値。血糖値が急激に上昇することで、眠くなってしまう。
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栄養士のエイミー・シャピロ氏は、「食後に血糖値が急上昇しない、安定させられる食品を朝食に取り入れることが大切です」と米Well+Goodで説明した。では一体どんな食品だと血糖値が上がりにくいのか。
たんぱく質と食物繊維が豊富なメニューを取り入れる
血糖値を上がりにくくする朝食としてシャピロ氏が明かしたのが、たんぱく質と食物繊維が豊富なメニュー。
シャピロ氏は、「たんぱく質はエネルギー源となるだけでなく、血糖値を安定させる働きを持っています」と説明。また食物繊維は、消化をサポートしながら血糖値の上昇を抑えてくれると明かした。
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具体的なメニューとしてシャピロ氏が勧めたのは以下のメニュー。
【栄養士オススメの眠くなりにくい朝食メニュー】
・チアシードやベリーをミックスしたプロテインシェイク
・卵とミックスベジタブルを使ったベジオムレツ
・食物繊維が豊富なシリアルにギリシャヨーグルトとベリーをトッピング
どれも簡単でありながら、たんぱく質と食物繊維をしっかり取り入れられて眠くなりにくいのだという。ちなみに食物繊維を働かせるには水分を一緒に摂ることも大事なため、朝からたくさんの水を飲むことも勧めた。
朝食をしっかり食べることは、じつは夜の睡眠の質を上げるためにも重要なので、朝食を取らないことで悪循環になりかねない。眠くなるのが嫌で朝食を食べないことが多いという人は、ぜひ栄養士のアドバイスを参考にしてみて。(フロントロウ編集部)