カンヌ国際映画祭でジョニー・デップの出演する映画がオープニング作品に選ばれたことが一部で批判されている件について、ジョニー本人がコメントした。(フロントロウ編集部)

審査員を務めるブリー・ラーソンにも飛び火

 今回の騒動は、コンペティション部門の審査員で、映画『キャプテン・マーベル』で主人公のスーパーヒーロー、キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベルを演じた俳優のブリー・ラーソンにも飛び火した。

画像: 審査員を務めるブリー・ラーソンにも飛び火

 オープニング初日に行われた記者会見に出席したブリーに、ある記者が“ジョニー・デップの映画がオープニングを飾ることをどう思うか?また、この映画を見る予定はあるか?”と質問。すると、ブリーは困惑したような表情で、「それを私に聞くんですか?申し訳ありませんが、私との相関関係も、なぜ私を名指ししたのかもわかりません」と回答。

 記者から、ブリーが性被害を告発する「#MeToo」運動や、女性に対する差別や不平等をなくすことを目的とした「Time's Up」運動の支持者であることからこの質問をした説明されると、「理解しました」として、「もし私が見ることがあれば、あなたもそれを知ることになるでしょう」と、何も決めてはいないが見たか見てないかはあとで分かるだろうとしたうえで、「もし見たとしたら、私がどう感じるかはわかりません」と付け加えた。

 ちなみに、ジョニーが出演する『Jeanne du Barry』はコンペティション部門に出品されていないため、ブリーが映画を見る必要はない。

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