※この記事は公開中の映画『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のネタバレを含みます。
ドウェイン・ジョンソンとヴィン・ディーゼルが和解
映画『ワイルド・スピード』シリーズのルーク・ホブス役で知られるドウェイン・ジョンソンが、数年前から関係が悪化していた“ドム”ことドミニク・トレット役のヴィン・ディーゼルと和解したことを明かすと同時に、ホブスが主人公の新たなスピンオフが制作されることを自身のインスタグラムで発表した。
ドウェインとヴィンの確執が明らかになったのは2016年。ドウェインがツイッターで『ワイスピ』の共演者(※)に対して怒りをぶちまけたことがきっかけだった。ヴィンの方からドウェインに歩み寄る姿勢を見せたこともあったが、「もう『ワイルド・スピード』シリーズの本編に出演するつもりはない」というドウェインの意思は変わらず、こう着状態が続いていた。
※このときドウェインは“誰”とは言っていなかったが、その後の本人の言動などからヴィンのことだと判明。
「ルーク・ホブスが『ワイルド・スピード』シリーズに戻ってくることが決まった。『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』でのホブスの復帰に対する世界中のみんなの反応に圧倒された。この伝説的な捜査官が登場する『ワイルド・スピード』シリーズの次回作は“ホブスの映画”で、『Fast X:Part 2(原題)』に続く物語になる」と綴ったドウェインは、さらにこう続けた。
「昨年の夏、ヴィンと俺はすべての過去を水に流した。俺たちは兄弟愛と決意を持ってリードしていき、愛するフランチャイズ、キャラクター、ファンをこれからもずっと大切にしていく」
なお、ドウェインは動画のなかで、「(仲直りをしたのは)なぜかというと、違いはあれど、俺とヴィンはずっと兄弟のような関係だった」、「たとえすれ違うことがあっても、覚悟を決めてリードすれば未来を考えることができる」とも語っている。(フロントロウ編集部)