Netflixドラマ『ハートストッパー』でチャーリーを演じたジョー・ロックとニックを演じたキット・コナーが、米ワシントンDCで開催されたプライドイベントに参加。LGBTQ+の権利を訴えた。(フロントロウ編集部)

『ハートストッパー』のジョー・ロックとキット・コナーがプライドパレードに参加

 LGBTQ+をテーマのひとつに据えるNetflixのドラマ『HEARTSTOPPER ハートストッパー』(以下『ハートストッパー』)でチャーリーを演じたジョー・ロックとニックを演じたキット・コナーが、米現地時間6月10日に開催されたワシントンDC・プライドに揃って参加して注目を集めている。

 『ハートストッパー』のキャストたちは一緒にプライドパレードに参加するなど、現実世界でも積極的にLGBTQ+の人々の権利のために行動してきたことで知られるが、プライド月間である6月に再び公の場に登場。ジョーとキットはイギリスをテーマにした台車に乗って、ワシントンDC・プライドのパレードに参加した。

 2人はこの日、それぞれファッションでもLGBTQ+の権利をアピール。ジョーは「トランスジェンダーの権利は人権です」と書かれたTシャツを着て参加したほか、キットは上半身裸の男性の写真が貼られたデザインのTシャツを着て、腕にタトゥーシールを貼ったと見られるレインボーのハートをつけてイベントに参加した。

ジョー・ロックがLGBTQ+の権利を訴え

 トランスジェンダーのフラッグの色である水色とピンクのTシャツでパレードに参加したジョーはオーディエンスに次のように伝えた。「僕たちはここにいられることにワクワクしています。今日ここに招待してくださった(アメリカのイギリス)大使に感謝しています。僕らのプライドを世界と共有して、僕たちが愛やプライドに満ちていると示せることを光栄に思います」。

 また、ジョーは反LGBTQ+の法律が次々と成立していることにも触れて、「今は世界に暗雲が立ち込めていますが、プライドとはプロテストなのです。僕たちは好きなようにパーティーできるのです。人々が会話をすることでしか、変化は生まれないのです」とコメント。変化をもたらすために行動を起こそうと訴えた。

 ジョーはイベントに参加後にインスタグラムを更新。パレードでキットと撮ったものなど一連の写真を投稿と共に、レインボーフラッグとトランスジェンダーのフラッグを添えて、「DCプライドは本当に楽しかった。キットのTシャツのことだけじゃないよ。イギリス大使館の方々、お招きいただきありがとうございました」と綴った。

(フロントロウ編集部)

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