映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』にショーティことショート・ラウンドが登場しない理由を監督が説明。(フロントロウ編集部)

『インディ・ジョーンズ』最新作にショーティが登場しない理由

 ハリソン・フォードがインディ・ジョーンズを演じる最後の作品『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』に、ショーティことショート・ラウンドが登場しない理由をジェームズ・マンゴールド監督が米IGNに語った。

 ショーティは1984年公開の『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』に登場したインディの若き相棒で、今年のアカデミー賞で助演男優賞を受賞したキー・ホイ・クァン(撮影当時12歳)が演じた。キーとハリソンの再共演を望むファンの声は多く、カメオ出演の噂を囁かれたこともあったが、今年4月、キー本人がその噂を否定した

画像: 『インディ・ジョーンズ』最新作にショーティが登場しない理由

 『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』には、1981年公開のシリーズ1作目『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』でインディの友人サラーを演じたジョン・リス=デイヴィスが、再びサラー役で出演しているが、なぜファンからの人気も高いショーティ役のキーは出演ていないのか?

 マンゴールド監督にとっては、人生の黄昏時にインディが苦境に立たされているというストーリーテリングの観点から、新旧どのキャラクターがその目的に最も適しているかが重要だったそうで、中年のショート・ラウンドは違ったという。

 「色々と検討しました。でも、まずは現在、つまり映画の舞台である1969年の部分に通用するストーリーを組み立てることが先決だったんです。お気づきのように、私たちはインディだけを追い続けています。そこにヘレナ・ショウ(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)が加わりました。彼に挑戦する女性の主人公が必要だと思ったんです。さまざまなことに目を向けて、どうしたらうまくいくかを考えてみました。ただ、そこにもうひとりの大人を登場させたくなかったんです」

 ちなみに、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』ではヘレナの若き相棒テディ(イーサン・イシドール)が登場し、映画の大半はインディ、ヘレナ、テディのトリオがそろっている。(フロントロウ編集部)

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