飛行機の中で突如起こった機内エンターテインメント。その様子を撮影したインスタグラムのリール投稿が、話題を呼んでいる。(フロントロウ編集部)

画期的なエンターテインメントに賛否両論の声

 とある飛行中の機内で、ひとりの乗客が自ら持ち込んだプロジェクターを使い、荷物棚の扉部分で映画鑑賞を始めるという驚きの出来事があった。

画像: 画期的なエンターテインメントに賛否両論の声

 たまたま同じ飛行機に乗っていたダグラスという男性は、その珍しい光景を撮影し、インスタグラムのリール機能に投稿。「飛行中にプロジェクターを使って映画鑑賞をはじめた人がいる」とキャプションにコメントし、「全部見たよ」と続けた。

 プロジェクターで投影された映画は、2000年公開の映画『パトリオット』。音声は流れず、映像とともに字幕が表示されていたため、まわりの乗客も映画鑑賞できたという。

 ダグラスのインスタグラムからの投稿からは、この飛行機には、座席ごとに機内エンターテインメント用のパネルが設置されていないことがわかる。そのため、思わぬ映画鑑賞をすることができて喜んだ乗客も多かったかもしれないが、この投稿を見たインスタグラムユーザーからはさまざまな声が寄せられている。

 「正直に言って、すごくいいアイディアだと思う」という肯定的な意見もあれば、「(この行為が)すごく失礼に当たることなのか、それとも思いやりがある行為なのか、判断できない。もしかしたら両方かも」と、少々困惑するユーザーも。

 批判的な意見としては「最近は、飛行機の機内をまるで自分のプライベート空間のように振る舞うことが許されているのでしょうか?秩序はどこに行ったの?」と不快感を表すコメントや、「この映画の内容が、全ての乗客に適切であったかどうかに対して言及してほしかった」と、機内の子どもたちが映画を見るかもしれない可能性について、配慮したコメントも見られた。

 ちなみに、このダグラスのインスタグラム投稿は、TSA(アメリカ合衆国運輸保安庁)の公式アカウントにより再投稿され、キャプション欄に機内に大型電子機器を持ち込む際のルールが記載されている。TSAのルールによると、機内にプロジェクターを持ち込んで映画を投影をする行為は違反ではないようだが、もしあなたが実際に同じ境遇に出会ったら、どう思うだろうか。(フロントロウ編集部)

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