ビヨンセがルネッサンス・ワールド・ツアーのステージで、胸ポロしかけるハプニングがあったものの、ダンサーとの連携プレーで見事に回避した。(フロントロウ編集部)

ビヨンセの衣装にピンチが

 ビヨンセはグラミー賞最多ノミネートされるほど話題になった7枚目のアルバム『Renaissance』を引っ提げて、ルネッサンス・ワールド・ツアーを開催中。ヨーロッパを周り、アメリカへと続くロングツアーでは、衣装だけでなく細かいところにもこだわっており、イヤモニはプラチナと4.5カラット相当のダイヤモンドが使われているティファニー(Tiffany &Co.)製の物を使用

画像: ビヨンセの衣装にピンチが

 これまでツアーで数々の衣装を着用してきたビヨンセは、自身のファッションブランドであるアイヴィー・パーク(IVY PARK)のアイテムを身にまとって登場した時に悲劇が起こった。

 この日は『Renaissance』からのファーストシングルとして発表された「Break My Soul」をパフォーマンス中、ピンクのスパンコールが敷き詰められたアイヴィー・パークのドレスを着用。

しかし、パフォーマンス中に衣装に不具合があったのか、胸がポロリしかけるというハプニングが発生。これにいち早く気づいたのは、今回からビヨンセのツアーに復帰した双子のダンスデュオであるレ・ツインズ。

画像: ビヨンセを挟んでシルバーの衣装を着用しているのがレ・ツインズ。

ビヨンセを挟んでシルバーの衣装を着用しているのがレ・ツインズ。

 ビヨンセが胸を押さえながらパフォーマンスするのに気づくと、まずはビヨンセの前に立って衣装を直すために時間稼ぎ。その後、再び衣装がズレていることに気づくと、ビヨンセの手を取って体を密着させてダンス。予定外の行動に、すぐに再び衣装がおかしいことを察知したビヨンセは、その後は胸を押さえたままパフォーマンスを終えた。見事な連携プレーでアクシデントを防いだが、観客の注意を胸にひかないように、一連の行動のあいだ目線は別のところのままで、ダンスや身体の動きで対応したダンサーはあっぱれ。

 胸ポロの危機にも、予定どおりの演出かのようにパフォーマンスを続けたのは、さすがチーム・ビヨンセだった。

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