シンガーのブリトニー・スピアーズが、NBA選手のビクター・ウェンバンヤマに近づこうとして彼のボディガードとトラブルに。ブリトニーはビクターのボディガードから暴力を振るわれたとして警察に被害届を提出した。(フロントロウ編集部)

事件の様子を撮影した映像が公開される

 後日、米TMZが、たまたま現場に居合わせた人が事件の様子を撮影した動画を公開した。動画には、ビクターの背後から駆け寄って行き、彼の肩のあたりに手を伸ばしたブリトニーを、近くにいたボディガードが左腕で払いのける瞬間や、ボディガードの対応に腹を立てたブリトニーが「これがアメリカ!みんなくたばれ!」と吐き捨てる声などが収録されていた。

 ビクターはブリトニーが「うしろからつかんだ」と言っていたが、動画を見るかぎり、ブリトニーが強引につかんだ様子はなく、肩のあたりを叩いたあるいは叩こうとしたようにしか見えない。また、当初、ボディガードにビンタされた衝撃でブリトニーが“床に倒れた”と報じられていたが、実際にはサングラスが落ちただけで、床に倒れてはいなかった。

 映像が公開されたあと、今回の騒動について改めてインスタグラムに長文のコメントを投稿したブリトニーは、「いずれにせよ、私はまだこのNBA選手(ビクター)の大ファンです。彼のボディガードが私を殴ったのは、彼のせいではありません。そういうこともあります」としたうえで、「私は何年もこの業界で働いていて、世界で最も有名な人たちと一緒に仕事をしてきました。一時期のNSYNCはビートルズのようでした。私たちが行く先々で、女の子たちが全力で気を引こうとしていました。でも、私の人生で警備員が他人を殴ったことは一度もありません」と、今回のような出来事は長い歌手人生で一度も経験したことのないものだと憤った。

 なお、被害届を受理したラスベガス警察は、ボディガードを起訴しないことを発表している。

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